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フリーランスエンジニアの休日事情と過ごし方

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フリーランスのエンジニアになった場合、休日はどのように取るのでしょうか。本記事では、フリーランスとしての独立を検討しているエンジニア向けに、フリーランスの休日事情や、おすすめの休日の過ごし方を紹介します。

エンジニアにとっては休息も重要

エンジニアはしっかりと休息を取りましょう。IT系に限らず、エンジニアの仕事は体力的にも精神的にもハードになりがちですが、だからこそ質の高い休日を過ごし、ゆっくり休むことが大切です。 もともとエンジニアの仕事の多くは、プロジェクトや細かいタスクの進捗が厳密に管理されています。そのため、納期が迫っているのに進捗が遅れている状況では、カバーするために深夜や土日を問わず仕事に時間を費やさなければならない場合があります。そうすると、どうしても休息の時間が犠牲になってしまい、非常に忙しい状況であれば睡眠時間までも削るような状況に陥ってしまいます。

では、このようなエンジニアの働き方において、休息は一体どんな利益をもたらすのでしょうか。まず1つめは、頭も体も冴えた状態で仕事に臨めるため、高い生産性を期待できることです。2つめは、仕事と休みのバランスを取ることで健康を維持しやすくなり、長期的に活躍し続けられる可能性が上がることです。もちろん、仕事の面だけにとどまらず、リフレッシュをして心身ともに満たされた生活を送るためにも休息は重要です。

フリーランスとして働く場合に休日はある?

例えばエンジニアリングサービス会社などに登録して、派遣という形で業務を請負い、企業と直接契約しているような場合にも、もちろん休みはあります。ただし、エンジニアの仕事内容にもさまざまな種類があり、プロジェクト内容や担当する役割によって休日の頻度やパターンは異なります。今回は、客先常駐の場合とそうでない場合に分けて解説します。

客先常駐

客先に常駐して設計やシステム開発などをするエンジニアの場合、通常は常駐先の勤務日に合わせて仕事をします。ほとんどの民間企業は土日祝日が休みとなっているため、フリーランスもそれに合わせます。企業によってはシフト制が組まれている場合もありますが、そのときも従業員と同じく定められた日数を休むことができます。 夏休みや年末年始といった長期休暇については、希望を申告し、それが認められれば取得できます。ただし、一般的な業務委託契約では1カ月当たりの稼働時間が定められています。その場合、休暇取得した分の穴埋めを同月内に行うことになります。 このように、基本的にはプロパー従業員の休日に準拠しますが、フリーランスエンジニアは契約内容次第で変則的になり、別途条件が加わることもあるのが普通です。契約の際はあらかじめ相談し、条件を確認しておきましょう。

案件受託

案件受託型のフリーランスエンジニアの場合、休みの日は柔軟に決められます。案件受託型にもさまざまなパターンがありますが、基本的には作業場所も時間も自由で、期日までに成果物を納品すればよいというケースが一般的です。このような契約の場合は、仕事のペースや休日は自由に決められます。 休日を完全に自分の裁量で決められるのはフリーランスエンジニアならではのメリットですが、もちろん、作業量が多く納期が近い場合は休みなく作業が発生するケースもあり、勤務と休暇の切り替えを自己コントロールすることが重要です。

フリーランスエンジニアの休日はいつ?どう時間をやりくりする?

フリーランスエンジニアにも休日があることがわかりましたが、休日はどのようなタイミングで取得できるのでしょうか。客先常駐型と案件受託型のパターンに分けて紹介します。

客先常駐

客先常駐の場合、先述したように常駐先企業の休日に従って休みを取ります。ただし、企業の中にはそのような定休日とは別に、有給休暇をはじめ他にもさまざまな特別休暇を用意しているところもあります。プロパー従業員の休日ルールがそのままフリーランスにも適用されるとは限りませんが、まずは条件を確認しておきましょう。 また、フリーランスのメリットとして客先常駐であっても柔軟な働き方ができるケースがあります。例えば、仕事を効率的にこなせるのであれば週3〜4日という契約もありえますし、部分的なサポートであれば週1日の出勤というケースもあるでしょう。望む休日を確保するには、自分のスキルと業務内容とを照らして、効率のよい仕事の方法を選ぶことも大切です。

案件受託

案件を受託する場合、納品物や納期についてはクライアントと条件を詰めて契約を結びますが、稼働する日や休日については契約書に記載されない場合もあります。納品する成果物に対して報酬をもらう契約であれば納品日と品質さえ守れば自由に休日を設定できます。週4日だけ稼働するなど、納期を守れる範囲でメリハリをつけながら遂行するとよいでしょう。 また、長期的な休みについても比較的自由度が高いのが案件受託型のよい点です。新しく受ける案件をセーブし、1つの納品が終わったタイミングで長期休暇を取るといったことも可能になります。

フリーランスエンジニアが休日を取るときの注意点とは?

フリーランスエンジニアが休日を取る際は、どのような点に気をつければよいのでしょうか。 案件受託型のエンジニアは自分で稼働時間を調整できますが、常駐型の場合は出勤日が定められています。体調不良や家庭の事情などでどうしても出勤ができない場合は、エージェントやクライアントに連絡をしましょう。 フリーランスの場合、契約によって1カ月当たりの稼働時間が定められていることがあります。突発的な休みによって必要な稼働時間を下回ってしまいそうなときは、その月の中で稼働の穴埋めを行うようにしましょう。あるいは、契約で「清算幅」を定めている場合もあります。これは稼働時間が月130〜150時間などと決められていて、その範囲内であれば所定の報酬を支払うというものです。このような契約であれば清算幅に収まれば問題なく、1日や2日休んでも影響は少ないため、休日は柔軟に取りやすいといえます。

仮に、休んだ分の穴埋めが間に合わず契約上の稼働時間を下回った場合は、報酬額を調整して来月以降に稼働時間を持ち越すなどの対応が必要です。プロジェクトの進捗に影響してしまい、クライアントに迷惑をかけることもあるため、休む場合でも月全体で稼働時間は確保できるように注意しましょう。

フリーランスエンジニアの休日の過ごし方は?

フリーランスエンジニアが休日を過ごす際、どのようなアイデアがあるのでしょうか。 1つめは、実益を兼ねて外に出て人と交流する過ごし方です。フリーランスの場合、業務も営業も自分で行わなければなりません。現在抱えている仕事があるとしても、今後も継続的に案件を確保し、もっと魅力的な条件の仕事を得るには、自分から動く必要があります。人脈を広げることが習慣化していれば将来的に何かの仕事に結びつくかもしれません。また、休日も人と会えば、仕事に関して発信できるだけでなく、新たな情報を得るチャンスも多くなります。 2つめは、自然に触れて心身ともにリフレッシュする方法です。エンジニアは日常的に電子機器を使用する時間が長くなりがちで、無意識のうちにデジタル疲れを起こしている場合があります。休日だけでも自然の中で過ごし、デジタルを遮断して五感を刺激しましょう。釣りや登山、土いじりやアウトドアスポーツなど、好きな趣味で積極的に過ごしてみるのも、精神的な疲れを癒すよい方法です。

まとめ

フリーランスエンジニアは、会社勤めと比べて休日を柔軟に決めることができます。ただしケースによって違い、客先常駐であれば基本的には常駐先に準じる一方、案件受託型であれば自分の裁量で決められます。休日の取り方はフリーランスの形態や契約内容によっても大きく変わるため、契約の際は必ず条件を確認するようにしましょう。

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