近年フリーランスエンジニアを目指す方は増加傾向です。フリーランスエンジニアは、スキルや経歴次第では年収1000万円や年収2,000万円を稼ぐことも可能です。この記事では、年収2,000万円を稼げる案件やフリーランスエンジニアとしてスキルを伸ばしていく方法などを解説します。
フリーランスエンジニアのメリット/デメリット
フリーランスエンジニアの年収について解説する前に、フリーランスのメリットとデメリットについて解説します。フリーランスエンジニアのメリット
メリットですが、スキルが報酬に反映されやすいことと業種や働き方が選びやすいことがあります。フリーランスと正社員で比較した場合に経歴や保有スキルが反映されやすいのはフリーランスです。もちろん、フリーランスの場合は税金や保険を差し引くことになりますが、正社員と比較して1.3倍以上の報酬があれば手取りとしても多く残るでしょう。また、フリーランスは案件単位で業種や働き方を選択することができるため、子育てや副業などとの掛け持ちも実現しやすいです。最近では、フルリモートの案件も増加しているため地方で生活をして東京の案件を受注することも比較的容易に実現することができます。フリーランスエンジニアのデメリット
一方で、フリーランスのデメリットも存在します。それは、正社員よりも収入が安定しない可能性があることです。フリーランスの場合は、契約期間が終わると次の案件を受注できるまで間隔が空いてしまう可能性があります。また、企業の都合で急遽案件が終了する場合もあります。そのような場合は、報酬が発生しない期間ができてしまうので正社員と比較すると収入の安定性は低いです。また、フリーランスは流行や世の中の状況に影響を受けやすい職業です。特に、エンジニアの場合は技術の進化が早いので常に最新の技術と需要を把握する必要があります。その他にも、業績の見通しが悪くなった場合にフリーランスの人件費は削減されやすいため、コロナウイルスのような企業の業績に影響する事象が発生した場合には注意が必要です。フリーランスエンジニアの年収は高いのか
内閣官房「 フリーランス実態調査結果 」では、フリーランスの年収は200万円以上300万円未満が19%と最も多いことが分かります。しかし、フリーランス市場においてITエンジニアやデザイナー、コンサル、マーケターなどの需要は高く、FAworks経由で参画しているIT人材の平均年収は735万円です。(2022/7月現在) フリーランスエンジニアの場合、経歴、保有スキル、案件獲得方法が年収に大きく影響します。希有性の高いスキルやビジネス寄りの難易度の高い業務を遂行できるスキルや経歴があれば高年収を実現することができます。また、エージェントを使用する場合は、案件の商流やマージン率が影響する場合もあります。フリーランスエンジニアで年収2,000万円は可能なのか
フリーランスエンジニアとして年収2,000万円を実現させる場合は、フルスタックエンジニアとしてフロントエンドからインフラ、或いはモバイル開発を網羅していないと難しいでしょう。フルスタックエンジニアであっても年収2,000万円に到達できる案件は多くありません。一方で、ITフリーランスという見方をするとITコンサルタント、データサイエンティスト、マーケティングコンサルタントなど年収2,000万円を実現できる可能性が高い職種は多いです。また、大規模なプロジェクトではPMやPMOといったポジションでも年収2,000万円近くの報酬を受け取ることも可能です。ITフリーランスで年収2,000万円を実現できる職種
ITフリーランスとして年収2,000万円を実現できる職種について解説します。基本的には、SE (システムエンジニア)やPG (プログラマー)ではなく、コンサルのような上流工程のポジションが多いです。DXコンサルタント
近年注目を浴びているDX (デジタルトランスフォーメーション)。DX推進に関する専門知識を保有するDXコンサルタントも年収2,000万円を実現できる職種の1つです。DXを推進していくためにはまず最初に、経営戦略を策定し具体的な部分まで落とし込む必要があります。つまり、DX化を進めた企業がどうなるかを明確にします。そのため、DXコンサルタントにはデータ活用やツールなどのIT知識だけではなく、経営に関わる知識も必要なポジションです。マーケティングコンサルタント
マーケティングコンサルタントは経営課題をマーケティング施策に落とし込んでマーケティング施策を打ち出せる人です。そのためには、経営課題の解決や事業構築に関する知識の保有が求められます。具体的には、マーケティングに関する知識やユーザーニーズを把握する力、データ分析能力などがあります。データ分析に関しては、オフライン・オンライン双方の分析ができることが望ましいです。データサイエンティスト
データサイエンティストも年収2,000万円を実現できる可能性があります。データサイエンティストの仕事はデータサイエンスを用いて事業戦略の立案やビジネス上の意思決定に役立てることです。そのため、他の職種と同様にビジネスサイドのポジションでもあり難易度の高い職種です。データサイエンティスト向け副業案件の見つけ方!単価相場や事例も
開発PM
開発PM (プロダクトマネージャー)のポジションでも案件次第では、年収2,000万円を実現することができます。このポジションでは、ベンダーとのやり取りや仕様書の作成、コードレビューなどを行う場合が多いです。業界に特化した経歴やスキルがある場合には、高単価を実現しやすいでしょう。また、SE (システムエンジニア)やPG (プログラマー)としての実務経験も求められます。年収2,000万円を実現できる案件の実例
FAworksでは、DXコンサルティング、マーケティングコンサルティング、データサイエンティスト向けの案件なども取り扱っています。この段落では、案件の実例を複数件紹介致します。小売業界におけるITコンサルタント募集案件
小売業界におけるITを用いた事業戦略支援やAI開発、データ分析に関するコンサルティングを行っていただく案件です。経営課題に対してDXでどのように解決できるかを問われる難易度の高い案件です。
仕事内容
- 顧客折衝
- 課題定義
- 現状調査・改善施策検討
- プロジェクト管理
- システム要件定義
ビッグデータを活用した予測モデル構築案件
顧客プロダクト内に蓄積したビッグデータを活用して、予測モデルや判別モデルを構築をしていただく案件です。PythonやRの知見や経験も求められる案件です。
仕事内容
- 画像解析
- モデル構築
- プロジェクト推進
ECサイト再構築案件
大規模ECサイトの再構築におけるPMO業務を行っていただきます。ベンダー調整や課題管理、資料作成などをご担当いただく案件です。
仕事内容
- ベンダーコントロール
- 課題管理
- レポート作成
- 報告書作成
その他、案件もありますのでご興味のある方は下記からお問い合わせください。