未経験からPythonエンジニアになるためには

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      2022/07/04

IT業界では、人材不足が進んでいるため未経験からエンジニアを目指す方やフリーランスエンジニアを目指す方が増えています。それに伴い、未経験でも習得しやすく、AIや機械学習の分野でも注目されているプログラミング言語であるPythonの注目度も高まっています。この記事では、Pythonというプログラミング言語についてや未経験からPythonを習得する方法を解説します。

Pythonとは

Pythonは、1990年代頃から公開されているプログラミング言語です。読みやすさとわかりやすさを重視しているため、初心者でも学習しやすいプログラミング言語です。
Pythonは、システム管理・Webアプリケーション開発・機械学習・Webシステムなど幅広い分野で使用されており、InstagramもPython (Django)が使用されています。また、データサイエンスの分野で使用されることが多いTensorFlowPyTorchなどのパッケージはPythonを利用しているなど、幅広い分野で使用されているプログラミング言語です。

Pythonの
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PythonのWebフレームワーク「Django」

DjangoはPythonのWebフレームワークであり、さまざまな機能を備えているいわゆるフルスタックフレームワークです。Pythonはスクリプト言語であるため実行速度はそこまで速くなく、メモリの使用量も多いプログラミング言語ですが、Djangoは開発速度を早めることができるという大きなメリットを持っているため採用する企業も多いです。

未経験からPythonエンジニアになる方法

未経験からPythonエンジニアになるためには実務経験を積むことが1番です。未経験からPythonエンジニアを目指すには、未経験採用を行っている開発企業に入社することを目指しましょう。しかし、未経験採用を行っている企業が増えてきている一方で、未経験からエンジニアを目指す方も増えているため採用まで至るのは簡単ではありません。そのため、自己学習としてprogateUdemyなどのオンラインサービスを利用するのも良いでしょう。

Pythonエンジニアのキャリアパス

実際にPythonエンジニアになった後には、どのようなキャリアパスがあるのか気になる方も多いと思います。この記事では、Pythonエンジニアが選択することが多い職種を3つ紹介します。

SE (システムエンジニア)

最も多いのはSE(システムエンジニア)です。一般的にイメージされるエンジニアはPG(プログラマー)とSE(システムエンジニア)に分かれます。PGは、実装をメインに行うポジションですが、SEはシステムのサービスの要件定義やシステムの設計などを担当します。そのため、PGからSEへとステップアップするのが一般的な流れです。ちなみに、SEに求められるスキルレベルはPGよりも高いので、フリーランス市場ではSEとPGで10〜20万円ほど報酬が異なる場合もあります。

PM (プロダクトマネージャー)

PM(プロジェクトマネージャー)はプロジェクト全体を管理するポジションです。企画、予算、工数を割り出し、人材確保などを行います。PMには、問題解決力や管理能力も求められますが、開発経験やシステムに対する知見も必要です。そのため、エンジニアとして開発経験や知見を積むことでPMにキャリアアップすることができるでしょう。

データサイエンティスト

データサイエンティストとは、ビッグデータを専門的に解析することで事業戦略の立案に貢献する人々のことをいいます。ビッグデータやデータ活用の注目により需要が増している職業の1つでもあり、フリーランス市場でも高単価が見込める職業です。

 

Pythonエンジニアの年収相場

FAworksのデータをもとにPythonエンジニアの平均年収を集計しました。年代ごとにまとめてあるので、自分の年代の平均年収を参考にしてみてください。

年代 平均年収 (Webエンジニア) 平均年収 (データエンジニア)
20代 720万円 780万円
30代 912万円 920万円
40代 900万円 1,080万円
50代 780万円 936万円

Webエンジニアに関しては、PHPやRubyなどのサーバーサイドで使用されるプログラミング言語よりも平均年収が高いことがわかります。また、PythonエンジニアでもデータサイエンティストやML (Machine Learning)エンジニアの方が平均年収が高く、30代で月額単価が100万円以上というフリーランスエンジニアの方も多いです。

Pythonエンジニアに求められることが多いスキル (Webエンジニア)

Pythonエンジニアとして、Webアプリケーション開発やWebシステムの開発を行う場合に求められることが多いスキルを紹介します。

設計(基本設計、詳細設計)の経験

Pythonに限らずエンジニアとして案件を獲得する際に求められることが多いのが設計スキルです。設計には機能一覧やアプリケーションの構成図、画面レイアウトなどの基本設計(外部設計)と基本設計の内容を実現するために、モジュールの処理内容、連携方法や、画面の遷移フローを設計する詳細設計(内部設計)がありますが、少なくても詳細設計(内部設計)の経験はあると良いでしょう。
「Pythonでの実装経験はあるけど、設計の経験がない」という方は、まずは詳細設計に携われる案件に参画して、だんだんと担当領域を広げていきましょう。

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フレームワークの経験

PythonのWebフレームワーク経験で求められるのはDjangoです。Pythonには、Flaskやbottleなどがありますが、それらの経験が求められる案件は少ないです。

フロントエンドの開発経験

WebアプリケーションやWebシステム開発の場合、Pythonはサーバーサイドで使用されるプログラミング言語ですが、実際の現場ではフロントエンドの開発に携わる場面もあります。その際に、求められるのがJavaScriptやTypeScirptなどのプログラミング言語の経験です。エンジニアとしてのレベルアップや高単価案件の受注を目指している方には是非習得して欲しいスキルです。

Pythonエンジニアに求められることが多いスキル (データエンジニア)

PythonエンジニアでもWebエンジニアとデータエンジニアでは求められるスキルも異なります。データエンジニアを目指す方は下記スキルを参考にしてみてください。

プログラミングスキル

データエンジニアは、SQL、Python、Rなどのプログラミング言語を使用することが多く、機械学習分野においてはScala、C++なども使用されることもあります。これら全てを習得する必要はありませんが、SQLやPythonは実務で使用する機会が多いので習得しておくと良いでしょう。

分散処理システムの経験

データエンジニアはビッグデータも扱うので、分散処理システムのスキルも求められます。具体的には、HadoopやSparkなどの経験やスキルがあると良いでしょう。

データベースに関するスキル

データエンジニアはデータベースの知識や設計スキルが求められます。代表的なデータベースには、PostgreSQL、Oracle Database、MongoDB、MySQLなどがありますが、データエンジニアはそれらのデータベースに対する知見やスキルを持ち合わせる必要があります。

クラウドに関するスキル

データエンジニアは、データの基盤としてクラウドの設計〜運用も行います。現場で使用しているクラウドのほとんどは、AWS、GCP、Azureなのでそれらに対して抵抗なく対応できると良いでしょう。

フリーランスPythonエンジニアの需要と将来性

フリーランスという働き方に対して案件獲得や報酬に関する不安を感じる方も多いと思います。しかし、近年ITエンジニアの需要は高まっておりフリーランスエンジニアとして働く方も増加傾向です。そのため、エージェントの利用やキャリアプランの構築をしっかりと行うことで安定的に案件獲得をすることも可能です。

Pythonエンジニアに関しても、現在安定的な需要があり今後も案件が極端に減少することは考えにくい状況です。一方で、IT業界は需要の変動が激しい業界でもあるので最新の技術を常に確認しておくことも必要です。必要に応じて、Python以外のプログラミング言語の習得や担当領域を広げることを検討することをおすすめします。

Pythonエンジニアを目指すために

未経験からエンジニアを目指す際にPythonは非常に良い選択肢です。案件数からみれば正社員としても就業しやすいですし、フリーランスエンジニアとしても案件を獲得しやすいスキルです。エンジニアに興味がある方や今後フリーランスエンジニアを検討している方は書籍やWebサービスを利用してPythonに触れてみてください。

また、FAworksではキャリアプランの支援や未経験向けの案件も取り扱っていますので是非お気軽にお問い合わせください。

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 -フリーランス, プログラミング

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