本記事では、フリーランス Java エンジニアが高単価案件に参画するために必要な技術や業務内容について解説します。
Java 案件の最新情報
Java はバックエンドからフロントエンドまで幅広い領域で使用することができるプログラミング言語です。特に大規模なシステムやアプリケーションの開発においては重要な役割を果たしています。安定性やセキュリティの観点から Java を採用するケースが多く、金融業界での利用が多いのも特徴です。
Java が使用されるケースとしては、web アプリケーションのバックエンド開発、組み込み開発、ビッグデータ処理などがあります、近年では、DX やビッグデータ活用の文脈で Java エンジニアが求められることも増えています。
一方で、従来は Java が使用されていたが現在は別の技術に移り変わっている領域もあります。それは、フロントエンドや Android アプリの開発です。 フロントエンドでは、JavaScript のフレームワークが充実してきたことや SPA(Single Page Application)の普及により Java が使用される機会が少なくなりました。Android アプリにおいては JVM 言語である Kotlin やクロスプラットフォーム開発が可能な Dart(Flutter)が使用されるケースが増えています。
Java 案件の職場環境や仕事内容
フリーランスエンジニアとして働く場合に仕事内容以外のところで、就業時間や稼働時間、服装、職場の雰囲気などが気になる方は多いと思います。 それぞれ詳しく解説していきます。
仕事内容
Java 案件の場合開発対象となるシステムは、金融系システム、マーケティングツール、メディアなど多岐に渡ります。 具体的な業務内容は、業界問わず下記のようになることが多いです。
ポジション | 業務内容 |
---|---|
テックリード | アーキテクチャ設計 , 要件定義 , 開発マネジメント , コードレビュー … |
SE | 要件定義 , 基本設計 , 実装 , テスト … |
PG | 詳細設計 , 実装 , テスト … |
テスター | テスト計画の策定 , テストケースの作成 , テスト … |
テックリードや SE は上流工程から携わることが多く要件定義やアーキテクチャ設計、基本設計などを担当します。PG は案件によって詳細設計から担当する場合や実装から担当する場合があります。
働き方・職場環境
フリーランスエンジニアの場合は、フレックスやフルリモートを重視している方も多いと思います。 Java 案件でも、ベンチャー企業を中心にフルリモートやフレックスで勤務できる案件は多くあります。しかし、業界やポジションによってはフルリモートができない場合もあります。
帰宅時間、残業量や土日出勤についても注意して見るポイントです。特に、お子様や介護の状況で夜の時間を確保したい方や週 5 日は働けないという方は是非エージェントにご相談ください。
お問い合わせはこちらキャリアや案件について相談だけでもOKJava 案件の報酬・待遇
Java 案件の報酬・待遇について解説します。
Java フリーランス案件の年収相場は?
スキルや経験によって単価の相場は異なります。経験年数や担当工程が月額単価に影響を与える最も大きな要因です。
平均月額単価 | 年収目安 |
---|---|
65 万円 | 780 万円 |
※ 2023/08/30 現在
FAworks における Java エンジニアの平均月額単価は 65 万円、年収目安は 780 万円です。Java 案件の中でも、Spring Boot のようなモダンなフレームワークを使用している案件やフロント、インフラまで携わる案件は高単価になる傾向があります。
正社員とフリーランスでどれくらい違うのか
求人ボックス のデータでは Java エンジニアの平均年収は 514 万円となっています。FAworks のデータと比較するとフリーランスのほうが 250 万円以上高いことが分かります。
フリーランスの場合、安定して 1 年間働くことができないというリスクもありますが、エージェントの利用で安定的に案件に参画できる状態ができれば正社員よりも高い年収を実現できるでしょう。
Java エンジニアとして報酬を増やしていくには
キャリアアップや収入増のために Java エンジニアが取得しておくべき技術にはどのようなものがあるのでしょうか。
少し前までのキャリアパスとしては、PG(プログラマー)→ SE(システムエンジニア)→ PL(プロジェクトリーダー)→ PM(プロジェクトマネージャー)という流れが多く、だんだんコードを触らなくなる流れが多かったです。しかし、最近ではマネージャーではなく専門職としてキャリアアップしていく例も増えてきています。
そのため、深く専門分野の知識をもち、時間あたりのアウトプットを増やしていけば、それだけでも収入を増やせるようになってきたといえます。ただし、習得する技術の流行り廃りにキャリアが大きく左右されるので、どの技術の需要がこれから伸びていくのかを見越す先見性が求められます。
報酬が変わる具体的な経験やスキルは?
最近では Kotlin がおすすめです。需要が伸びているにもかかわらず、まだ扱えるエンジニアが少ないため需要の高い技術です。そのため、高単価案件も多く報酬を増やしたい方は習得しておきたい技術の 1 つです。さらに、Kotlin は JVM 言語であるため、Java エンジニアの方にとって学習しやすいのもメリットです。
▽ Kotlin を使用した案件例
また、モバイルアプリの需要も安定しており人手が不足しがちな状況にありますので、Android アプリの開発実績や自己学習の経験があると高単価を目指せるでしょう。
どのような Java エンジニアが重宝されるのか
コーディングだけではなく OS、ネットワーク、データベースなどに対する知見はある程度持っておくと良いでしょう。また、バックエンドだけではなくフロントエンド、インフラ、モバイル開発などの経験があるエンジニアは重宝されます。
Java エンジニアとしてはフレームワークの経験も重要です。Spring Framework/Spring Boot や Play Framework などの経験は重宝されますが、Seasar や Struts、JSP などのレガシーなフレームワークに関しては評価されにくい傾向があります。
Java 案件の需要と将来性
Java は最も求人数の多いプログラミング言語であり、安定した需要があると考えられます。 多くの企業が長期間にわたって Java を使用してきたため、多くの既存のシステムやアプリケーションが Java で開発されています。さらに、ビッグデータとクラウドの需要は今後ますます拡大すると予想されるため、それに伴い Java の需要も増加することが考えられます。
未経験からフリーランスエンジニアになる方法
フリーランス向けの案件は実務経験が求められるものがほとんどです。そのため、未経験からフリーランスとして働くのは現実的ではなく、実務経験を積む必要があります。 実務経験を積む方法はいくつかありますが、“未経験採用をしている開発会社に正社員として入社する”のがおすすめです。
未経験採用をしている企業に入社するためには、独学やITスクールで学習することで入社の可能性を高めることができます。 そのため、第一ステップとしては独学やITスクールで学習がおすすめです。
Java エンジニアに関連のある案件一覧
- 初心者OKのJava案件
- アジャイル開発のJava案件
- フルリモートのJava案件
- サーバーサイドエンジニア
- Android エンジニア
- Spring Boot
- Spring Framework
- Play Framework
- Spark Framework
- Struts
- Struts2
- SAStruts
- JSP
- JSF
- Seasar2
- Kotlin
- Go
- JavaScript
- AWS
- GCP
- Azure
フリーランスエージェント「FAworks」について
FAworks は IT フリーランス向けのエージェントサービスです。システムエンジニアやデザイナー、マーケター、IT コンサルなど幅広い案件を取り扱っています。
サービスの特徴
FAworks の特徴は大きく 3 つあります。
- アドテクや DX 関連の案件が豊富
- 若手エンジニアのキャリア構築
- 最短即日での報酬受け取りが可能
1. アドテクや DX 関連の案件が豊富
FAworks は株式会社 EVERRISE という開発会社が運営しております。EVERRISE はアドテクや DX を強みとしているため、フリーランスエンジニアの方にもそれらの案件をご紹介することが可能です。また、それらの案件はエンド企業から直接受けているものも多いため、高単価でのご紹介も可能です。
アドテクや DX 関連の案件に挑戦したい方も是非お気軽にお問い合わせください。
2. 若手エンジニアのキャリア構築
若手エンジニアの方や初めてフリーランスに挑戦する方のサポートも積極的におこなっています。フリーランス市場では、経験年数が浅いと案件を獲得しにくいということもありますが、FAworks のキャリアアドバイザーが長期的なキャリアを考慮した案件紹介をおこないます。
また、初めてフリーランスに挑戦される方には税金や保険などの税務サポートも実施しています。
3. 最短即日での報酬受け取りが可能
FAworks では、「Early-Site」を導入しています。月ごとにご利用の有無を選択することができ、報酬確定後最短即日でのお支払いが可能です。詳細はこちらよりお問い合わせください。
フリーランスエージェントの選び方
現在、多くのフリーランスエージェントが展開しており迷う方も多いかもしれません。フリーランスエンジニアの場合、クラウドソーシングや SNS で案件を獲得するという方法もありますが、エージェントを使用することで営業する手間が省けたり、トラブル時にエージェントが対応してくれるなどのメリットがあります。
フリーランスエージェントを選ぶ際には下記の点を確認してみることをおすすめします。
- 案件の特徴
- 取り扱っている案件の商流
- キャリアアドバイザーの対応
1. 案件の特徴
フリーランスエージェントによって得意な領域は異なります。FAworks の場合は DX やアドテク周りの案件が多いのが特徴です。他にも、大手企業の案件が多いエージェントや副業案件が多いエージェントなどもあるため、希望する案件が豊富なエージェントを選びましょう。
2. 取り扱っている案件の商流
商流は案件元の企業からエージェントまでに何社挟まっているかを示します。商流が深い(=間に挟まっている企業が多い)案件は単価も低くなりやすく、トラブルも起きやすいためなるべく商流が浅い案件を取り扱っているエージェントをおすすめします。 商流に関しては、案件紹介時に確認できますので担当営業に確認してみると良いでしょう。
3. キャリアアドバイザーの対応
キャリアアドバイザーは、フリーランスエンジニアのスキルや専門知識を理解している必要があります。業界の最新のトレンドや技術についてどれくらいの理解があるのかは顔合わせ時に気にしてみてもいいかもしれません。また、希望条件やキャリアプランを正確に理解してくれているのかも重要です。キャリアアドバイザー次第では、最適な案件に出会えなくなってしまうため、技術や市場への理解があるキャリアアドバイザーを選びましょう。