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Go言語エンジニアの仕事や年収からフリーランス求人案件の特徴まで紹介

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目次

Go言語エンジニア案件に興味がある方向けに、Go言語の特徴や歴史に触れつつ、年収や案件の特徴、必要なスキル、経験、高単価案件の狙い方などを解説していきます。また、今後の需要やプログラミングスキルの習得難易度についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Go言語の基本情報

Go言語はGolang、あるいはシンプルにGoと呼ばれるプログラミング言語で、Googleによって開発されました。まずは言語の仕様について簡単に触れながら、基本情報を解説していきます。

Go言語はどんなプログラミング言語?

Go言語はGoogleのエンジニアたちが、C言語やC++に代わる言語を生み出そうと開発したコンパイル型のプログラミング言語で、手続き型言語に分類されます。開発はオープンソースで進められ、並列処理を行うことで迅速にコンパイルやプログラム実行を行える点が特徴です。また、開発の実務に関わるGo言語は、記述されたコードがシンプルかつ大規模な開発にも向いています。

Go言語の繰り返し構文は「for文」のみで、分岐は「if」と「switch」しか使用できません。これはGo言語のシンプルさを象徴する仕様のひとつで、類似機能を持つプログラムを記述すると、必然的に同じようなコードができあがります。例えば、C言語ではforとwhileのどちらを用いるかによって、条件分岐を伴う繰り返し構文は多様な書き方ができますが、Go言語は繰り返しがfor文に限定されており、C言語に比べてシンプルにならざるを得ません。さらに、fmtパッケージによりコードが書式化されているため、コードに統一感がでます。

これらの理由からコーディング規約もシンプルになることが多く、プログラマは複雑な規約に悩むことがなくなり、チーフプログラマやシステムエンジニアなどの設計者側はコードレビューに割く時間を削減できます。

そして、並列処理機能が標準で実装されているGo言語は、マルチコアプロセッサなど最新のハードウェアに即応できます。さらに、クロスコンパイルが可能で、例えばMacでコーディング、コンパイルしたexeファイルをWindowsマシンに展開することもできます。開発と実行環境の制約が非常に低い言語です。

Go言語の歴史は?

Go言語はKen Thompson、Rob Pike、Robert Griesemerの3名によって試験的に設計され、2009年のGoogle Open Sourceとして初めて世の中に発表されました。最初のバージョン「Go1.0」が2012年3月に発表され、2015年8月のGo1.5からは、毎年2月と8月にバージョンアップされています。最初の発表から10年、Go1.0のリリースから7年程度というのは、現在広く使われているC言語やPython、Javaなどに比べると非常に歴史が短いと言えます。言語としての歴史は浅いものの、Go言語は次に挙げるようなサーバー分野、アプリケーション分野に強く、シンプルかつ信頼性の高いプログラミングが実現できることから、急速な広まりを見せています。

Go言語ではどんなものが開発される?

Go言語はWebサーバー構築、Webアプリケーション開発、コマンドラインインターフェース(CLI)ツール作成、そしてスマホ上で動作するネイティブアプリケーション開発を得意としている言語で、幅広くカバーしています。

Go言語には標準でWebサーバー構築に使えるパッケージ(net、http)が用意されており、これらを用いることで効率的にWebサーバーを構築できます。また、Go言語はAndroid、iOSのネイティブアプリケーション開発用パッケージ(Go mobile)が用意されています。Go mobileで生成されたアプリケーションはネイティブアプリとしてスマホ上で作動します。

Go言語エンジニアとは

Go言語の歴史はまだ浅いものの、Googleはもちろん、Dropboxやメルカリ、Gunosyなど有名Webサービスでも採用されている実績があります。Go言語エンジニアは、こうした大規模開発に耐えられるスケーラビリティを誇るGo言語を使用したプログラムやアプリケーション、Webサービス開発などを担います。

Go言語エンジニアの仕事内容は?

多く見られるGo言語エンジニアの案件は、サーバーサイドエンジニアです。企業が提供するWebサービスのサーバー側の処理や解析を担当する職種で、最低限の単体テストが記述でき、Webサービスの認証やデータベース接続(SQLプログラミング)ができる程度の技能が必要です。また、スマホアプリ開発案件ではAndroidに関係する案件が多数存在します。ただし、iPhoneのアプリ開発ではGo言語よりもObjective-CやSwiftのエンジニアが求められています。

Go言語エンジニアの収入(年収)は?

Go言語エンジニアの収入は「〜90万円」です。他のプログラミング言語に比べると単価が高水準の案件もあり、高い収入(年収)を狙えます。プログラミング言語別収入ランキングでも国内1位で、(参照)世界的にみても3位です。(参照)収入水準が高い理由は、Go言語は歴史が浅く、かつ急速に広まっているためプロフェッショナルとして扱えるエンジニアが多くなく、売り手市場になっていることが挙げられます。また、今後Go言語による開発案件が増えると予想されることから、早いうちにGo言語を扱えるエンジニアを囲い込みたいという思惑や、企業のGo言語の需要が高いこともうかがえます。

Go言語エンジニアのキャリアパスは?

Go言語エンジニアのキャリア形成として最もオーソドックスな道筋には、まずサーバーサイドエンジニアとしてWebサービスやWebアプリケーションの開発を担う道筋とスマホアプリ開発のエンジニアを目指す道筋があります。

まず、Webサービス開発のエンジニアであれば、サーバー側の処理や開発の基本スキルを身につけていることが大前提です。そのため、Javaなど他の言語でサーバーサイドエンジニアとしての実務経験があれば有利にキャリアパスを進められます。

スマホアプリ開発のキャリアパスを歩むのであれば、Androidアプリの開発がメインストリームになりますが、スマホアプリの開発言語は数年のスパンで置き換わることがあります。例えば、iPhoneアプリはObjective-CからSwiftに移行していることを考えると、Go言語だけを武器にスマホアプリの開発を担うのは、身につけているスキルの数が少なくリスクが高いと考えられます。

もちろん、Go言語が手続き型のコンパイル言語ということを踏まえれば、C言語やC++などに精通していると有利です。Go言語自体がC言語やC++の代替言語になることを目指して作られているので、Go言語の習得はスムーズでしょう。

Go言語エンジニアとして働くメリットは?

Go言語エンジニアを目指す最大のメリットはGo言語の将来性や発展によって得られる先駆者利益を得られることです。Go言語の開発元がGoogleであり、オープンソースプロジェクトで開発が進められていることから、Go言語は今後も発展し、長きに渡って使われていく可能性が高い言語です。現時点でGo言語エンジニアとして働くことは、実務経験とスキルアップを兼ねられる点で、エンジニアのキャリアにとって有利に働きます。

Go言語エンジニアを必要としている企業は?

WebサービスやWebアプリケーションを展開している企業であれば、互換性や他のシステムとの接続のしやすさからGo言語エンジニアを必要とするタイミングがやってくると考えられます。特に現在使っている言語(例えばJavaなど)より生産性が高い言語に乗り換えようとしている企業はGo言語に注目するでしょうし、実際に採用している大手企業も増加しています。

Go言語はDockerの開発にも使われており、DockerとGo言語の相性がよいと考える企業もあります。開発やデプロイ作業の効率化にDockerを使う企業で優遇される可能性は十分にあります。

Go言語エンジニアとして働くために求められるものは?

Go言語エンジニアとして働くためには、大前提としてGo言語を使いこなせる必要があります。言語の仕様に精通していることはもちろん、他言語のコードをGo言語化できるスキルがあれば理想的でしょう。また、Go言語のスキルだけではなく、Go言語プログラマをとりまとめてプロジェクトを牽引していくスキルも求められます。

プログラマが新しくGo言語を習得することは難しくありません。しかし、プログラマを束ねるスキルやGo言語の利点を活かして開発作業全体を効率化できるスキルを持つ人材は限られています。Javaなど他の言語でチーフプログラマやエンジニアの経験があれば、必要な要件を満たしている可能性が高いと言えます。

Go言語エンジニアにはエンジニア未経験からでもなれる?

結論から言えば、未経験でもGo言語エンジニアになることはできます。どんなエンジニアも最初は未経験からのスタートになるため、Go言語だからと言って特別に感じることはありません。未経験であれば、まずは一般的な言語習得と同様の手順でHello worldを表示するプログラムからチャレンジし、徐々にレベルを上げていくとよいでしょう。GitHubにソースコードを公開することで、プログラマとしての実績を示すこともできます。

Go言語エンジニアに他言語エンジニアからなる場合の難易度は?

Go言語は記述がC言語と似ているため、C言語やC++エンジニアからの転身は比較的スムーズです。また、プログラミングの基礎が十分にできているなら、Pythonなどのインタープリタ型言語やVMを使うJavaからの転身もハードルは低めでしょう。

Go言語エンジニアになるための勉強方法は?

Go言語の公式サイト(https://golang.org/)からGo言語環境のダウンロードやサンプルプログラムの実行ができます。公式サイトは英語ですが、常に最新の情報に触れておくためにも英語のドキュメントに慣れておきたいところです。

勉強方法としては、サンプルプログラムを動かしながら文法を把握し、手元にある既存のプログラムを書き換え、実際にWebサーバーを構築するなど、自分のスキルに合わせてGo言語を実践的に使用するとよいでしょう。

Go言語エンジニアの需要は今後どうなる?

ランキングによっては年収1位を獲得するなど、常に上位に位置するGo言語エンジニアの需要は他言語に比べて高い情勢状況になっています。新しい言語であり、なおかつ有名Webサービスにも使われていることを踏まえると今後も需要は伸びていく言語であると考えられます。ただし、Go言語の人気の秘密はGoogleが開発している点に依存している面があり、GoogleがGo言語の開発から手を引いた場合、Go言語の需要が大きく下がる可能性があります。Googleは自社都合でプロジェクトを突然終了させることも珍しくないので、Go言語だけに頼ってキャリアパスを描くのはおすすめできません。

Go言語エンジニアのフリーランス案件の特徴

ここからGo言語を必要とするフリーランス案件の内容や問われるスキル・経験などを解説します。また、高単価案件の狙い方や当該案件を効率的に探す方法も合わせて紹介していきます。

Go言語エンジニアの案件はどのような内容?

エンジニア向けの求人には、サーバーサイドのエンジニアやWebアプリケーション開発の案件が多数掲載されています。一方で、Go言語はスマホのネイティブアプリも構築できる言語ですが、スマホアプリの開発案件は非常に少ないのが現状です。また、機械学習やIoT関連の案件もあり、最新のテクノロジーやGo言語の特性を活かした高速処理を必要とする案件が目立ちます。

###Go言語エンジニアの案件獲得に必要なスキル・経験・資格は? 求人情報を見ると、多くの案件でWebシステムの開発経験があることが前提となっています。Go言語でなくとも、何らかの形でWebシステムの開発をした経験と、Webシステム開発で必要な技術の習得が必須と言えます。その他、案件ごとに異なるものの、AWSやDockerなど開発・デプロイ環境の指定やSQLの記述ができることなど、実務に即応できるとなおよいでしょう。

Go言語エンジニアの高単価案件を狙うには?

高単価案件は基礎的な技術に精通していることを前提ですが、そこに付加価値が求められます。具体的には、Webシステム開発の経験、RDB(PostgreSQLなど)の経験、Dockerなどの仮想環境の使用経験などに加えて、機械学習アルゴリズムに精通していることやSQLのチューニングができるなど、他のエンジニアと差別化が図れる技術や経験を持っていると高単価案件を狙うことができます。

Go言語エンジニアの案件はどこで見つけられる?

フリーランスエンジニアの求人サイトで、コンサルタントやエージェントに相談するとGo言語の案件を紹介してもらえます。相談前にGo言語だけでなく、特にWebシステム開発に使える技術や経験を明確にしておくと案件を見つけやすくなるでしょう。

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