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ソーシャルゲームのエンジニアとは?フリーランス求人の内容や条件も解説

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目次

ソーシャルゲームの基本情報

ソーシャルゲームは、ゲームの分類の中で新しく誕生した言葉です。「ソーシャルゲームで課金しすぎてしまった」といった声もよく聞かれますが、課金制というのもソーシャルゲームの大きな特徴の一つです。

しかし、課金システムがあるといっても、一体どのようなゲームのことを指すのかを知らない方もいます。まずは、ソーシャルゲームがどのようなゲームなのかについて解説していきます。

そもそもソーシャルゲームとはどんなゲーム?

実は一口にソーシャルゲームといっても、複数の考え方が存在します。

一般的に使用されるソーシャルゲームの意味ですが、これはSNSゲームのことを指します。SNSゲームとは、FacebookやミクシィといったSNSサービスの中で展開されているゲームのことです。

元々は、SNSゲームの中でも「対人関係」のあるゲームにだけ使用されていたのですが、一人用のゲームも多く誕生したので、SNSゲーム全てを含めてソーシャルゲームと呼ぶようになりました。

一方、ソーシャルゲームには、社会的なゲームという意味合いもあります。これはその名の通り、他人と関わり合いのあるゲームを指します。例えば、すれ違い通信機能が付いているゲームも他人と関わることがあるので、ソーシャルゲームと呼ばれるわけです。

世間一般では最初にご紹介したSNSゲームという意味合いで使用されますが、案件募集でソーシャルゲーム開発とある場合は、後者の意味も含めて捉えたほうがよいでしょう。

ソーシャルゲームとスマホゲーム・アプリゲームは何が違う?

近年のゲーム分類の中でよく混同されるのが、ソーシャルゲーム、スマホゲーム、アプリゲームの3つです。特に課金システムのあるスマホゲームを、ソーシャルゲームと勘違いされる方も多くいるようです。前述している通り、ソーシャルゲームはSNSゲームのことを指しますので、それ以外のスマホゲームは別物です。

一方スマホゲームとは、iPhoneやAndroidといったスマートフォン端末で動作するゲームのことを指します。iPhoneではApp Store、AndroidではPlayストアで配信しています。

アプリゲームは、スマートフォンかPCかに関わらず、アプリをダウンロードして遊ぶゲームのことです。アプリゲームと言うとスマートフォンのイメージが強いため一般的にはスマホゲームを指しますが、本来はどちらの端末にも適応できる言葉です。

ソーシャルゲームのエンジニアとは

ソーシャルゲームでは、いくつかのプラットフォーム向けに開発が行われており、さまざまなエンジニアが一つの案件に関わっています。大規模開発から小規模開発までさまざまなプロジェクトが走っており、案件によっても担当する業務が変わることがあるでしょう。

また、コンシューマーゲームとも大きな違いがありますので、これまでのゲーム業界とはまた違った存在といえます。

主にどんな仕事をするエンジニア?

ソーシャルゲームの開発では、インフラの構築や設計、プログラミング言語やフレームワークを使用した開発、サーバの運用などをします。業務内容が多岐に渡るので、関わるエンジニアも複数いるのが特徴の一つでしょう。

例えば、インフラの構築やサーバの運用では、主にインフラエンジニアが活躍します。業務としては、AWSを使用してサーバを構築したり、大規模なトラフィックに合わせた設計を考えたりします。

またソーシャルゲームの開発では、メインで使用する言語の他にも、チームによって開発言語を分けることがあります。そのため、ソーシャルゲームのプログラマーは、幅広い言語の知識やフレームワークの経験が必要となることがあります。

コンシューマーゲームのエンジニアとの違いは?

コンシューマーゲームとの大きな違いは、サーバの運用があることです。オンラインを介してユーザー同士がやりとりをするので、開発が終わってもサーバを運用しなくてはいけません。大量のアクセスが集中した場合に備えて、大規模トラフィックをさばけるようにする必要もあります。

開発の段階では、アップデートを見越した拡張性を持たせなければいけませんし、定期的にゲーム内イベントを開催してユーザーを楽しませなければいけないので、小さいプロジェクトが同時に走ることもあります。

一方コンシューマーゲームの場合は、質の高いグラフィックやサウンドが求められることがあります。もちろん、ソーシャルゲームでも質の高いものが求められますが、コンシューマーゲームの場合は、時代の先端を行くような技術が求められることがあります。特に注目されているタイトルでは顕著でしょう。そのような場合、エンジニアには高い技術が必要です。

開発に使うプログラミング言語は?

前述している通り、ソーシャルゲームでは開発規模や開発先のプラットフォームによって使用する言語が変わります。例えば、アプリで提供されるソーシャルゲームの場合、スマートフォン用の開発言語であるSwiftやObjective-C、Java、Kotlinといった言語が使用されます。

一方、小規模開発ではPerlやRubyが選ばれたり、PC向けのソーシャルゲームではC言語、C++、Flash、HTML5が利用されたりすることもあるでしょう。ゲームエンジンにUnityを使用することも多々ありますので、その際はC#のスキルが求められます。また、サーバサイドの開発では、PHPやPythonを導入する企業もあるようです。

このようにソーシャルゲームの開発でも、案件やプロジェクト内のチームによって使用する言語が大きく違います。

ソーシャルゲームのエンジニアになるなら専門学校に行った方がよい?

ソーシャルゲームのエンジニアになるためには、「情報系の大学や短大に入る、専門学校に通う、独学で学習する」という3つの方法があります。この中でも一番のおすすめは、専門学校に通って学習する方法です。

専門学校では、ゲームプログラマーになるための必要な知識だけを重点的に学べますので、エンジニアになるための近道となります。大学や短大に入って学習するのもよいですが、専門学校とは違って、エンジニアとは関係ない学習もしなくてはいけません。

前述している通り、ソーシャルゲームの開発では案件によってさまざまな言語が使用されます。一つの言語だけでも習得は大変なので、なるべく専門的な知識だけを学べる環境の方がより技術を上げられるでしょう。

ただし、専門学校や大学、短大に通うには学費が必要です。なるべくお金をかけたくないというのであれば、独学で学習してもよいですが、その分ハードルが高くなります。

フリーランスエンジニア向けソーシャルゲーム求人案件の特徴

ソーシャルゲームのエンジニアは、幅広い知識や経験が求められます。特にフリーランスエンジニアは即戦力が求められる傾向がありますので、高い技術が必要です。

フリーランスになって求人案件を取得するためにも、職務内容や求められるスキルを事前に知っておきましょう。

求められる職務内容は?

ソーシャルゲームエンジニアの職務内容を大きく分類すると、インフラ系とプログラマー系に分けられます。このうちインフラ系では、インフラやミドルウェアの設計、構築、運用をします。作業にはAWS環境を使用する案件も多く、AWSの使用経験が求められることもあるでしょう。

一方、プログラマー系では、プログラミング言語やツールを使用した開発やテスト検証を行います。工程によってはツールの選定から設計までも行いますので、幅広い言語の知識や経験が必要です。

また、この他にも、全体を管理するディレクションの仕事もあります。主な業務は、プロジェクトの進行管理、スケジュール管理、各種調整業務などです。必須スキルとして、ディレクションや部内への製作指示経験が求められます。

開発するソーシャルゲームのOSは?

ソーシャルゲームは、ブラウザ上で動作するゲームかスマホアプリで提供されます。そのため、iOS、Android、ブラウザ上のどれかでの開発となります。

前述している通り、プラットフォームによって開発に使用される言語も変わります。

ゲームの開発経験は必須?

ソーシャルゲーム開発では、ゲームの開発経験が求められる部門とそうでない部門があります。まずゲームの開発経験が求められるのは、Unityなどのゲームエンジンを使用するエンジニアです。Unityでは、ゲームのUI/UXに直結する部分の開発をするので、これまでの経験が問われます。

一方、ゲーム開発経験があまり求められないのは、インフラ構築やサーバを運用するエンジニア、サーバサイドの開発、課金システムなどの構築をするエンジニアです。そういった案件では、ゲーム開発経験よりも大規模開発の経験があるエンジニアを優遇することがあります。

案件獲得のために持っておいたほうがよいスキルは?

プロジェクト内の担当にもよりますが、「開発に使うプログラミング言語は?」の項でご紹介した言語やインフラ関連の知識が必要です。さらに一つの言語や特定の知識だけでなく、開発に関係するさまざまな経験や知識を持っておくと、企業側も優秀な人材と判断します。

また、ソーシャルゲーム開発はチームを組んで複数人でプロジェクトに取り組むので、チームでの開発経験を見られることもあります。

単価はどのくらい?

企業が提示する単価は、ソーシャルゲーム開発のどの部分に携わるかによって変わります。例えば、サーバの運用や監視、Unityでの開発やプログラムをするエンジニアは、50万円~60万円の募集が多く見受けられます。一方、サーバサイドの開発やインフラの構築では、65万円~75万円の金額を提示しています。(引用元:https://cmc-co.jp/projects/business/social_game/)

バックエンド開発の単価がわずかに高い傾向にあるようですが、これはソーシャルゲームがゲーム性だけでなく、インフラや課金システムの処理も重視しているためだと考えられます。また、ご紹介した金額は企業が提示している最高金額ですので、実際にはスキルに応じて変動することを念頭に置いておきましょう。

稼働時間はどのくらい?

各案件で提示している月の稼働時間は、140時間~180時間の間がほとんどです。稼働時間が一番多いところでは、150時間~200時間としている企業もあります。引用元一方、案件募集欄に稼働時間の記載をしていない案件も多くみられます。

これはイベント準備や急なメンテナンスによって稼働時間が安定しないことがあるからでしょう。すべての案件がそうではありませんが、タイトルのリリース前後は繁忙期となるので忙しくなる可能性があります。

コンシューマーゲーム案件と待遇の違いはある?

コンシューマーゲームを販売する企業と、ソーシャルゲームを運用する企業で働くエンジニアの平均年収を見てみましょう。コンシューマーゲーム大手企業のエンジニアは、平均で1,365万円の年収となっています。一方、ソーシャルゲーム大手企業のエンジニアの平均年収は、736万円です。引用元

年収だけを見てみると、コンシューマーゲームのエンジニアのほうが高いようです。しかし、エンジニアの平均年齢を見ると、ソーシャルゲームエンジニアのほうが13.1才若いようです。大卒の初任給も年俸420万円と高額なので、ソーシャルゲームのエンジニアのほうが若い方が高収入を得られるようです。

ソーシャルゲーム案件の探し方は?

フリーランス案件を探すときは、クラウドソーシングやマッチングサービスを利用するとよいでしょう。ソーシャルゲームは個人よりも企業が大型案件として募集していることが多いので、マッチングサービスのほうが探しやすいかもしれません。

また、マッチングサービスでは、案件取得や確定申告のサポートなどをしてくれるところもあります。フリーランスですと全てを自分でしなくてはいけないので、こうした細かいサポートが受けられると大変便利です。

まとめ

ソーシャルゲームと一口にいっても、さまざまなエンジニアが関わっています。これからソーシャルゲームのエンジニアを目指す方も、その後を見据えてプログラミング言語やツールの勉強をしていくとよいでしょう。

また、フリーランスを目指す方も、最終的にどの分野の開発を行いたいかを見据えて、キャリアを積んでいくとよいかと思います。

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