この記事でわかること
- Scalaの将来性は高く、フリーランス市場でも需要が高い言語
- ScalaはJavaとの互換性が高い
- フリーランス市場におけるScala案件は高単価
Scalaとは
Scalaは2003年に公開されたプログラミング言語です。Scalaは、JVM言語であることやオブジェクト指向型と関数指向型の2つのタイプをもつ言語であることから近年注目を集めている言語です。また、Javaとの互換性が高いためJavaからScalaへとスキルチェンジする人も増えています。Scalaは将来性が高いプログラミング言語
Scalaの将来性については多くの意見がありますが、FAworksでは、フリーランス市場におけるScalaの将来性は高いと考えています。その理由について解説します。Javaとの互換性が高い
ScalaはJVM言語であることから、Javaとの互換性が非常に高いという特徴があります。そのため、JavaでできているシステムをScalaに移行することやJavaエンジニアからScalaエンジニアへとキャリアチェンジすることも比較的容易です。 また、JavaのライブラリやフレームワークをScalaで使用することもできます。幅広いシステムで使用することができる
Scalaは、WebサイトやWebアプリケーションのバックエンド開発に使用することが多いですが、その他でも使用することができます。 例えば、ソーシャルゲームやAndroidアプリの開発でもScalaを使用することができます。しかし、ScalaでAndroidアプリを作成する場合は導入コストがかかることがデメリットになる場合もあるようです。ソースコードが少ない
Scalaは、Javaと比較してもコード量が少ないのが特徴です。コード量を少なくすることで、開発工数の削減やエラー率を抑えることもできるため、これはScalaの大きなメリットです。フリーランス市場の状況
現在のフリーランス市場におけるScalaの案件数、平均年収、求められるスキルについて解説します。案件数
2022年3月現在、FAworksでは約50件のScala案件を掲載しています。Javaと比較すると案件数はとても少ないですが、ベンチャー企業でScalaを採用する企業が増えていることやJavaからScalaへと移行する企業も増えつつあるため、今後案件数が増加することが見込まれます。平均年収
Scalaは平均年収が高いプログラミング言語です。FAworksでは、平均月額単価が83万円なので平均年収は996万円です。Scalaは、平均単価の面ではJavaやPythonを上回るプログラミング言語です。フリーランスエンジニアの年収徹底解説!フリーランスエンジニアの年収は高いのか?
求められるスキル
Scala案件では、高単価案件が多いため求められるスキルも高いことがあります。具体的に、Scala案件で求められるスキルについて解説します。上流工程の経験
特に高単価案件では、要件定義や基本設計などの上流工程の経験が必須です。フリーランス向け案件の中には、要件定義や基本設計に挑戦できる案件もあるので、積極的にそのような案件を取りに行くようにしましょう。プロジェクトリーダーまたはチームリーダーの経験
プロジェクトリーダーは、主に進捗管理、メンバーフォロー、コードレビューなどを行いますが、それらの経験があるフリーランスエンジニアはそこまで多くないため企業からは評価されやすいポイントです。フレームワークの経験
Scalaでは、Play Frameworkを使用することが多いです。そのため、JavaでPlay Frameworkを使用したことがあればScalaへのキャリアチェンジも比較的スムーズでしょう。 また、ScalaではJavaで使用されることが多いSpring Bootを使用する場合やRubyのフレームワークであるSinatraをモデルにしたFinatraなどのフレームワークもあるため、それらの経験や知見もアピールできると良いでしょう。Scalaの案件例
FAworksで取り扱っているScala案件を一部ご紹介します。
【Scala】動画配信システム開発案件
動画配信システムの開発に携わっていただきます。 主に動画配信システムの開発におけるデータの集計やAPI実装、BIツールを用いたデータの可視化をご担当いただきます。 現場ではScalaを使用しますが、Javaでの開発経験がありScalaに挑戦したい方も歓迎です!
【Scala】転職サービス開発案件
幅広い年代の方が活躍してます! 転職サービスサイトの開発にて、新規機能開発や、既存機能の開発をご担当いただきます。
【Scala】教材システム開発案件
コミュニケーション活発な現場です!人工知能型教材システムのサーバーサイド開発に携わっていただきます。 5名のチーム体制で、アジャイル開発手法を取り入れてます。