フリーランスエンジニアが報酬・単価を上げるためにやっておくべき10のこと

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      2016/04/14

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フリーランスになってからは、自身で案件や報酬を管理する必要がありますよね。 「目まぐるしいほど忙しいのに、思ったほど稼げていないな・・・」という方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

単純に考えると、フリーランスの収入を上げるためには、下記のどちらかもしくは両方に取り組む必要があります。

  • ひとつひとつの案件の単価を上げる
  • 数をこなす(稼働時間を増やす、または作業能率を上げる)

フリーランス初期は稼働時間を増やす方向に頑張りがちですが、それではどうしても長続きしないもの。今回はフリーランスエンジニアが報酬単価を上げるために考えるべきことについて、「今すぐできること」「継続が必要なもの」の2つに分けてまとめました。

 

今すぐ対策できること

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予め自身のスキルや経験を100%見える化しておく

自身で仕事を受注・エンジニア向けの案件紹介サイト、いずれの方法を取るにせよ、エンジニア自身も仕事を選ぶ一方で、クライアント側も任せるエンジニアを選びます。魅力的・高単価な案件であればあるほど、人気が高く募集もすぐに締め切られるもの。

多数の応募の中からあなた自身が選ばれるためには、第一段階として相手にあなたの優秀さが伝わることが大切です。特に「実はスキルがあるのに、相手に伝わっていない」状況ほど勿体無いことはなく、自分自身で価値を下げているようなものです。

何のスキルを持っていて、これまでにどのような開発経験をしたのか、現状のスキルと経験を100%伝わる状態にしておきましょう。「技術には自信があるけど、企業への営業はちょっと・・・」という方は、案件紹介サイトを利用して仕事を受注したほうがスムーズかもしれません。

収入計画や稼働時間を決めておく

「1ヶ月にどのくらい稼ぎたいのか」や「何時間フルで働くのか」によって、あなたの目指すべき報酬単価が変わります。

先に目標とする収入金額や、現実的な稼働時間・1案件へのコミット期間を想定し、「案件ごとの目標単価」をイメージしてみましょう。現状のスキルに対して希望収入が高すぎる場合は目標の修正が必要ですが、逆に十分なスキルがあるにも関わらず稼げていないという場合は、単価が適切か見なおしてみても良いかもしれません。

適正料金を事前に把握して料金表を作っておく

特に会社員からフリーランスになりたての頃は、業界の相場をよく知らずに安く案件を受注しがちです。

もちろんスキルや仕事の内容・範囲、クオリティによって提示できる金額は変わりますが、まだ料金設定を具体的にしていない人は、一度細かく作業工程ごとに料金表を作ってみましょう。

稼働時間は長いのに稼げていないと感じる人は、一度業界の適正料金と自身の料金設定を見比べてみると良いでしょう。

無茶振り・値下げ交渉に容易に応じない

報酬を決める時、お人好しが高じてついつい格安料金で仕事を請けていませんか?自分で決めた割引や価格設定が、後々自分自身の首を絞めてしまうことはよくあります。

もちろん仕事を依頼する側としては、良いものをなるべく格安で受注したいものです。ですが、世の中には単に安く買い叩こうとする人もいれば、技術の重要性やエンジニアの価格設定に理解がある人もいます。

「良い案件」「良いクライアント」に出会う努力をすることも仕事のうち。先方の都合のみで買い叩かれないように、あなた自分で報酬のラインを決めていきましょう。

工数の見積もりを細かく行い、クライアントとも擦り合わせる

最初の価格交渉・契約の際に、出来る限り細かく工数や提供する内容をクライアントに擦り合わせましょう。

特に直接契約をする場合、クライアントによっては当初はあまりプロジェクト詳細に触れず大まかに丸投げをしてくる人もいます。ただ、フリーランスにとって「想定外の対応」ほど怖いものはありません。「これなら割に合う」というラインで請け負ったプロジェクトで、後からの変更や追加を許す状況を作ってしまうと採算が取れません。

あなた自身・クライアント双方を守る意味でも、事前に「どこまでやるか」をしっかり詰めて後々のトラブルを防止するように努めましょう。上述した料金表も、しっかり作りこんでおけば、想定外に報酬単価が下がることを防ぐのに役立ちます。

値上げ交渉は慎重に

値上げするまでに一定の期間を設ける

契約当初から満足の行く条件・単価で仕事ができていれば問題はありませんが、もちろん中には「安く請け負いすぎた」というものもあるでしょう。

ただ仮に、毎月発生する案件で「今までの報酬単価では割に合わない」と感じたとしても、いきなり「来月から値上げします」と一方的に伝えると、相手も良い顔はしません。

なぜ値上げをするのか相手が納得できるように理由をきちんと説明したうえで、値上げを開始する日を事前に伝えるようにしましょう。あなたの仕事のクオリティを評価してくれているクライアントであれば、要望を無下にはしないはずです。

値上げ後に一定期間付加サービスを付ける

「値段が上がる」となると、「前よりも損をしている」という心理が働きやすくなります。負担が大きくない範囲で一時的に付加サービスを付けることも、相手のハードルを下げ、値崩れを防ぐ意味では効果的でしょう。

ただし、ここでもやりすぎは自身の首を締める結果になりかねないので、あくまでクライアントとよく相談の上、お互いが納得する形にしていきましょう。

 

長期的に継続すべきこと

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足りないスキルや新しい技術を磨く

エンジニアとして報酬単価を上げていくためには、最も欠かせないポイントです。エンジニアという職業柄、高いスキルを持っていることは、高収入になるための絶対条件と言えます。

目の前の忙しさに負けず、単価が高い(需要が高く、難易度も高い)スキルや、新しい情報には絶えずキャッチアップしていくことで、必然とあなたが請け負う案件の単価も高くなっていくでしょう。

仕事のクオリティを上げ、リピーターを獲得する

同じ仕事内容を依頼しても、「次も依頼したい」と思う人と「次はないかな」と思う人に分かれますよね。長期で継続して発注をかけてくれるクライアントは

仕事の速さ、ミスの少なさ、コミュニケーションのスムーズさ等、「仕事のクオリティ」を評価する観点は色々あります。

特にエンジニアの場合、一つのミスが信頼関係を崩す大きなエラーに繋がる可能性もあるので、仕事の速さのみならずクオリティチェックは入念に行いましょう。

「エンジニアとして」以前に、「社会人として」の基本を忘れない

仕事は人と人の間で成立するもの。どんなにスキルが高くても、コミュニケーションが取りづらかったり、人的トラブルが多く発生する人とは仕事を続けていくのは難しいでしょう。

エンジニアとして以前に、社会人として見られています。基本的な社会人としてのマナーはもちろん、コミュニケーションを怠らない人の方が仕事がスムーズに運び、結果として信頼獲得にも繋がります。

開発現場以外の視点を持つ

エンジニアとして仕事を請け負っている以上、もちろん最も大切な部分は開発自体ですが、開発以外の部分にも目を向けるようにしておきましょう。何か気付いたことがあれば積極的に提案するのも大切です。

「フリーランスのエンジニアとして来ているから」「ここで口を出しても報酬が出ないから」と躊躇する部分はあるかもしれませんが、開発以外の部分でも気付きや意見を積極的に交わすのは真にクライアントのことを考えている証拠でもあります。

エンジニアという枠に収まらず、人材としても重宝される存在になることで、更なる価値が提供できるようになるでしょう。

 

頑張る方向を間違えない

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フリーランスのエンジニアの中には、年収1,000万円の壁を突破し大きな成功を収めている人もいれば、休みなく働いている割に稼げていない人もいます。

両者ともに「頑張っている」という点では同じかもしれませんが、頑張り方・力を注ぐ方向が違うように思います。

目先の数をこなすことで精一杯で、なかなか単価を上げるところまで追いつかないという時こそ、一息ついてみましょう。一度「今の状況を脱するために何が必要か」「限られた時間の中で価値を最大化するためには今何のスキルを磨けば良いか」などについて、しっかり考えてみてはいかがでしょうか。

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