フリーランスエンジニア必見!スキルシートの書き方で押さえたいポイント

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      2019/10/21

これからフリーランスのエンジニアとして活動していこうという方にとって、自分の能力を相手に示すスキルシートを充実させることは非常に重要です。
なぜならば、会社員と異なり自分の魅力を積極的にアピールする必要があるからです。今まで用意したことがないという方は、ぜひ本記事を参考にして作成してみてください。

そもそもスキルシートとは?

今まで会社員として働いてきた方のなかには、スキルシートになじみがない方も多いと思います。
スキルシートとは、会社員として転職をするときやフリーランスとして自身を売り込む際に、採用してもらう先の企業に提出する書類で、使用可能な言語や取得資格、過去の開発実績などを記載します。
通常の転職では履歴書、職務経歴書を提出することが多いですが、さらにプログラマーやSEはスキルシートを、Webデザイナーはポートフォリオを提出するのが一般的です。それぞれまったくの別物というわけではなく、履歴書および職務経歴書をより詳細に記載したものがスキルシートやポートフォリオであるという位置づけです。選考のスピードが遅くならないよう、スキルシートやポートフォリオだけを提出することも多くあります。

スキルシートを提出する目的は、採用する側の企業に対して、自分の持つ能力を詳細に示すことです。エンジニアを採用する側の企業は、スキルシートに記載された内容に基づきあなたを評価します。どんな言語・ツールを何年使い、実務でどの程度使用可能なのか、もしくは知識として持っているだけなのか、参画していたプロジェクトは何名チームで、チーム内ではどういうポジションで、作業は何を担当したのかなど、アピール材料になるものを洗い出して記載しましょう。

フリーランスエンジニアにとってスキルシートはなぜ重要?

企業側がフリーランスエンジニアに求めるものは、即戦力です。そのため採用担当者は応募者がプロジェクトで必要なスキルや経験をクリアしているか、また、人間性(責任感・コミュニケーション能力・協調性など)が企業のチームにマッチしているか、などを判断する必要があります。

例えば履歴書は、自身が過去に所属した企業や配属先、志望動機を企業に伝えることができるものですが、本当に伝えたい情報、つまりエンジニアとして身につけたスキルや開発経験を詳細に伝えることはできません。
それを伝えることができるのがスキルシートです。経験やスキル、資格を正しく伝えることは、自分にとって有益なだけでなく、トラブル回避にも役立ちます。相手に正しく情報が伝わることで、自分の苦手分野の開発を依頼されたり、受託した内容が自分のスキルでは困難なレベルだったりといった、案件のミスマッチを防ぐことにもなるからです。

スキルシートはどのようなフォーマットで書く?

スキルシートに記載する内容は、プロフィール(住所・氏名・学歴等)、自身のスキル(開発可能言語、取得資格等)と過去の経験(プロジェクト参画、システム開発等)、そして自己PRです。

職務経歴書にも共通して言えることですが、書き方ひとつで相手に与える印象は大きく異なります。応募者の強みや実績が詳細にわかりやすくまとめられたスキルシートと、そうでないスキルシートでは、能力的に同じレベルのエンジニアであったとしても、勝ち取れる案件や報酬にも差が出てくる可能性があります。
つまり、自分のことを相手に売り込むためには、自身のスキルや伝えたい情報を最大限詳細に、かつわかりやすくまとめることが不可欠です。

自分で1から作成するのは大変ですが、Webで「スキルシート フォーマット」と検索すると、いくつもサンプルやフォーマットのひな型が見つかります。自身の職種に近いものをダウンロードして参考にしてみるとよいでしょう。いくつか見比べてみて、自分が書きやすいフォーマットを選ぶのがおすすめです。

スキルシートの書き方で押さえたいポイント

より良いスキルシートに仕上げるためには、次のようなポイントを押さえておくとよいでしょう。

情報を正しく丁寧に伝えよう!

スキルシートを基にして人事担当者はあなたのことを判断します。そのため、自分のスキルや経験が網羅されるよう、詳しく記載しましょう。情報量は大いに越したことはありません。

とはいえ、自分の伝えたいことをそのまま書いてしまうと、どうしても長くなってしまいます。3枚以上になる場合は、最新の情報を1枚目に記載したり、より簡潔な表現がないか見直すなどして、相手に伝わりやすくする工夫が重要です。まず開発経験をすべて洗い出してから、相手が読みやすい順番や表現に整理して書くようにするとよいでしょう。次項で紹介する箇条書き、表組みも活用しましょう。A4で1〜2枚程度に収めるべきという考えもありますが、長さ自体はそれほど重要ではなく、自分の開発経験が網羅されていることのほうが重要です。相手に伝わりやすい工夫がされていれば長くなってしまっても問題ありません。

また、スキルシートに記載した内容のなかで、面談時にアピールしたいスキル・経験を何点かピックアップして面接官に伝わる言葉で説明できるようにしておくとよいでしょう。担当者は「自分の強みとなる経験を言語化できる点」を評価します。

箇条書き、表組みを効果的に使おう!

一目でわかるような箇条書きや表組みはスキルシートで欠かせない表現です。例えば保有資格は「資格名(取得年月)」のように箇条書きで書くと見やすくなります。

過去の開発経験などは、表組みを使って記載することで一覧性が高くなります。プロジェクト実績は特に注目される部分ですので、業務内容はできるだけ明確に記載しましょう。プロジェクトにおける自身のポジション(チームリーダー等)、成果など伝えたい項目をまとめて表にしますが、少なくとも、期間、業務内容、担当業務、環境・言語、役割、規模などの項目を設けるようにすると明確になるでしょう。また、最新の開発経験から順に遡って書くのが一般的です。

レイアウトに統一感を持たせよう!

スキルシートは、レイアウトに統一感を持たせるようにしましょう。
いくら強調したいからと言って複数のフォントや文字色を使うと、バラついた印象を与えます。英数字は半角で統一した方が美しく見えます。また、行頭・行末の位置を揃えるなどすると、見栄えも良くなります。
年号も履歴書の場合は和暦を用いることもありますが、スキルシートに関しては、西暦で統一するのが一般的です。

Web上にあるスキルシートのテンプレートをダウンロードして利用するのであれば、基本部分はあまりアレンジせずに使うのがおすすめです。

相手に伝わるような表現にしよう!

スキルシートは、相手側の人に自分のことを知ってもらう目的で作成するものです。そのため、相手側の人にとってわかりにくい表現は極力用いないようにしましょう。

よく陥りがちなのが、難しい専門用語や社内・業界でのみ使われる用語を記載してしまうことです。略語も一般的なもの以外は正しく記載した方が無難です。また間違えやすい名称・固有名詞はよく確認して正しく記載するようにしましょう。またスキルシートには、得意分野やアピールポイントなど、自分が伝えたいことを強調して書くようにすることも大切です。
ポートフォリオサイトや公開しているブログなどがあればURLを記載するのも有効でしょう。

そして、書き方のコツとして、応募先のプロジェクト内容に沿った書き方を心がけましょう。どんなに実力があっても、それがうまく相手に伝わらず、求める要件とマッチしていないと判断されたら意味がありません。どの部分を強調して書くかというアピールの工夫も重要になってきます。

社名や固有名詞は伏せて伝えよう!

開発案件などでクライアントの社名・サービス名などが出る場合がありますが、守秘義務等がありますので、具体的な名前は伏せて記載するようにしましょう。

漏れ・ミスがないように見直しましょう!

過去の案件が漏れなく記載されているか確認しましょう。読み直してみることで、自分の得意分野が明確でない、プロジェクトの内容がわかりにくいなどと気付くことがあります。書き漏れによって、プロジェクトの間隔が空き過ぎているなどといったこともあるかもしれません。できるだけ良い印象を与えられるよう、見直してみましょう。
また誤字脱字などのミスがないように、提出前にはきちんと確認するようにしましょう。おすすめなのは、一度紙にプリントアウトしてからチェックすることです。たとえオンラインでの提出だったとしても、紙でチェックすることで見落としていたミスを見つけやすくなります。また、知人に見てもらったり、一晩明けてからなど少し時間を置いたりすると、より客観的に確認できます。

まとめ

スキルシートは自分の能力や魅力を伝えるツールとして非常に重要だということがおわかりいただけましたでしょうか。
応募者のスキルがよくわかり、読みやすい内容であれば相手に良い印象を与え、案件を獲得する助けにもなります。逆に適当に作ってしまうと、機会損失になる恐れもあります。手を抜かずに丁寧に作成することをおすすめします。

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