エンジニアとして実力を持って生きていくなら絶対取るべき資格

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      2014/09/10

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エンジニアとして何年か生きているのですが、そんな中で「これは受けて良かった! 勉強して良かった!」と特にオススメできる3つの資格を紹介します!
皆さんの、特に業界に入りたての若いエンジニアに少しでも参考になれば幸いです。

基本情報技術者試験(基本情報)

名前の通り、基本中の基本。
IT業界で一番スタンダードな資格ですね。

これは絶対に取るべき資格です。
特に文系の方でIT業界に飛び込んだ方ほど取ったほうがいいと思います。
なぜならこの業界で必要な知識が体系的に備わっていないと合格できない資格だからです。
基本情報に合格する=体系的な知識が身についている、と言えます。

IT業界で必要な知識はヒジョーに広いです。
コンピュータとしての科学的基礎知識、システム開発・運用、ネットワーク、データベース、セキュリティ、etc…。
もっと深くいえばこの業界の歴史的部分にも理解をもっていかなければいけません。

単純に仕事をこなしているだけだとこの辺りの知識は場当たり的なものになりがちです。
3年エンジニアやっててコードは書けるようになったけど、運用やセキュリティのことはからっきしという人もザラにいるでしょう。

基本情報の資格勉強をすると自然とこの業界のことを体系的に学べます。
その学んだ体系的な知識は貴方がエンジニアとして活動すればするほど、色んな実務と結びついていくはずです。
実力をつけたい人ほどオススメ!

ORACLE MASTER Bronze(Bronze)

システムに不可欠なデータベース(DB)。その一つであるOracleのDB資格。
これも比較的ポピュラーな資格ですね。
これは基本情報を受けた人、コードが少し書けるようになった新人エンジニアの方にオススメです。

いまやDBのないシステムは存在しないですよね。
DBとはシステムに必要な情報が一挙に集まる格納庫です。
格納と取出し、DBへの効率的なアクセスはシステム構築の際の重要な課題になっています。
ですので、開発にはDBに知見が深いエンジニアが非常に重宝されます。
コードも書けて、SQLもパフォーマンス考えてイケる、テーブル設計だってお手の物。
そこまで至るためには実務だけですと5-6年は掛かるかもしれません。
少しでもショートカットするためには、やはり体系的な知識が必要になります。
そこでDB資格、Bronzeの出番というわけです。

Bronzeは2つ試験から構成されています。
1つ目は「Bronze DBA」。
ここではDBの基本的知識、OralceのDB製品としての特徴や運用方法が問われます。
知識として汎用性は欠けますが、DBの運営方法などは実務としてはなかなか経験できないものです。
試験を通してそれに触れることは非常に有意義ですし、波長が合えばDB管理者としてのキャリアパスを視野に入れるのも面白いと思います。
実際にOracleの管理ツールを触っていないと合格は難しいので、参考書などを元にインストールし弄ってみるのがオススメですね。

2つ目は「Bronze SQL基礎Ⅰ」。
こちらはSQL基本、インデックやビューなどのオブジェクトの使用方法などが問われます。
まさにSQLの基本がすべて学べます。
基本情報では問われなかったSQLの細かい動きやパフォーマンスに関する知識がバシバシ出てきます。
SQLが苦手、嫌いという方ほど受験して克服してもらいたいものです。

DBは初めは難しく感じてしまいがちですが、仲良く付き合えれば非常に面白いです。
Bronzeの試験を通して是非その取っ掛かりを掴んで欲しいですね。

AWS認定ソリューションアーキテクト

AWS-Amazon Web Services。
超簡単にいえばサーバ構築に必要な諸々をクラウドとして提供しているサービスです。

ボタンひとつでサーバを100台立ち上げる。
メモリやハードディスクの増設もコマンド一発で可能。
高価なロードバランサを1ヶ月2千円程度でレンタルできる。
今まで鈍重だったサーバ運用がAmazonが提供する豊富なクラウドサービスによって刷新されたというイメージです。
さくらサーバなどに比べればコストが掛かりますが、リッチな構成にしたい場合は非常に重宝されており、
最近ではGunosyなど様々なWebサービスがAWSを使うようになり業界全体でスタンダードなものになりつつありますね。
その代わりAWSの運用・監視については製品知識が問われることになります。
またクラウドに関する専門知識も問われるため、代行運用が仕事になるほどAWSです。
逆に言えばAWSに知見が深いことは仕事に繋がると言えますね。

AWS認定ソリューションアーキテクトは入門編の資格試験ですが、AWSの商品性すべてが問われます。
Bronze DBAのように実際にAWSを触っていなければ理解できない部分が多々あります。
独学ではなかなか難しい部分もあるのでその場合はAWSのトレーニングを利用することもできます(有料でお値段張りますが…)。
またクラウド・デザインパターンといわれるAWSのサービスを組み合わせたシステム構築のパターンも出題されます。
こちらも専門的ですが、身に付ければ非常に有用な知識です。

経験の浅いエンジニアの方には難しい資格だと思いますが、AWSは1年間は一定量無料で使えます。
1年ほどの長いスパンでひと通りAWSを触ってみて受験してみるのもいいですね。
実際AWSでできることは非常に豊富でプライベートで使うのも面白いサービスです。
エンジニアとして枠を広げていくためにオススメな資格です!

最後に

IT業界は弁護士や会計士のように資格がないとそもそも働けない業界ではないので資格には昔から賛否両論がありますね。
私は専門資格の本道である「実力を証明するため」なら取る必要はないと思っています。
IT業界は現場で発揮できる実力がすべてなので、アピール目的ならコードを書いてGitHubにあげたほうがずっと良いと思います。
ですが「実力をつけるため」なら資格取得は非常に有効です。

資格試験の内容は、実力を証明するためのもの、その道のスペシャリストが知恵を絞って考えた試験です。
実際、その試験の内容は非常に的を射ています。
資格試験に合格するために勉強することは、その分野の知識を正しく吸収し、実力をつけていくことに繋がっています。

実力をつけることを目的に資格の勉強をすることは非常に楽しいです。
地道に自分に力がついていってることを感じられますし、ある日カチっと知識がハマる瞬間を味わえます。

皆さんもどうか良きエンジニアライフのために良き勉強を!

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