フリーランスエンジニアなら知っておきたい単価や条件の交渉について

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      2018/12/27

 

フリーランスエンジニアとして質の良い仕事をするには、それに見合う充実した報酬が欠かせません。しかし、単価が自然に上がっていくことはめったにありませんので、クライアントに言われるままでは現状打破はできないでしょう。
そこで今回は、フリーランスエンジニアが単価交渉を行うための方法や注意点、必要なスキルなどをまとめてご紹介します。この記事を読んでスキルと成果のバランスが取れた単価を獲得し、仕事に対するモチベーションをさらに上げましょう。

フリーランスエンジニアにとって交渉が重要な理由

単価を上げるために交渉をする一番の理由は「収入を安定させるため」です。会社に雇われている時とは違い、フリーランスエンジニアは案件の単価次第で生活の質が大きく左右されます。

そのため、作業内容と単価が釣り合わない案件には最初から手を付けないのが得策です。しかし、フリーエンジニアとして活動を始めて日が浅い時は、その実績を後々の交渉材料とするために、多少妥協してその案件を受けることも必要です。その場合でも、生活のために現状できる限りの交渉は行いましょう。

また、「働き方の条件が他の案件にも影響するから」ということも重要な理由です。納得できる条件が揃った案件を受けないと、その後受ける他の案件にも悪影響が出る場合があります。

同じクライアントから案件を受けた場合、「これをこの条件でやってもらったので、こちらはこの条件で」と、依頼される案件の条件は以前請け負ったものと比較して提示されます。前の案件を安く請け負ってしまうと、その後単価を上げるためには自分がスキルアップした証拠を提示しないと納得していただけないでしょう。また、内容が違う場合は「前回はこう、今回はこう」と細かに説明する必要が出てきてしまいます。

全ての案件の条件は今後の基盤になると考え、1つ1つの案件に対してきちんと納得できるような交渉を行いましょう。

フリーランスエンジニアの条件交渉を有利にするためのスキル

それでは、納得できる条件になるよう交渉をするためには、どのようなスキルを習得したら良いのでしょうか。前述した通り、フリーランスエンジニアにとって、スキルアップは条件交渉の武器になります。

一番分かりやすいのは他言語を習得することでしょう。例えばこれまでJavaを中心に仕事を行っていた方は、C言語やPython、Rubyなど別のプログラミング言語を仕事に活かすことができるようになれば、さまざまな方向から提案ができます。

そういった幅広い言語に対応できるマルチプレイヤーとなれば、どのクライアントからも「仕事ができるフリーランスエンジニア」だと感じてもらえるようになります。
ただし、一つの言語を極めても高単価が獲得できる可能性はありますが、あまりにもその言語に特化しすぎると取れない案件も出てきます。確実に案件を獲得するためには、一つの言語にこだわるのではなくクライアントにアピールできる言語を増やすことが重要です。

また、せっかく複数の言語を習得しても、それをクライアントにうまく伝えなければ理解されません。よって、フリーランスエンジニアには「営業」のスキルも必要となります。

ちなみに多くのクライアントが、自分ができることをどんどんアピールしてくるフリーランスエンジニアは「プロとしての意識が高いと評価できて、高単価での案件をお願いする意欲が湧く」と感じているそうです。近年はエンジニアのためのクラウドソーシングサイトや交渉を代行してくれるエージェントが存在しますので、自ら営業に出向くことは少ないのですが、それでも「これまでの成果」や「平均工数」など、自身のスキルを分かりやすくまとめて発信する力は必要です。

それに加えて、クライアントが求めていることを的確に理解するスキルも重要です。クライアントが考える水準に達しなければ継続して案件をもらえませんし、逆に求めていることを大幅に超えてしまうと自分が損をするだけです。クライアントと密に連絡を取り合い、品質のレベルに対する理解を合わせていきましょう。

こういったスキルを掛け算で身に付けることで、他のフリーランスエンジニアとは違うユニークな立ち位置を作ることができます。「あの人ならできそうだから最初に頼んでみよう」とクライアントに考えていただけるようになれば、まず依頼される案件が増えますし、その中から自分が納得いく条件のものを選ぶこともできます。

そうなると、自然と単価が上がり、収入が上がりますので、自分が楽になります。スキルは身に付けるまでが大変ですが、後々楽になるためにがんばりましょう。

フリーランスエンジニアが交渉をするタイミング

他言語を身に付けたら、その時請け負っている仕事に対しても条件交渉をしてみましょう。前述した通り、他言語を身に付けることは単価アップに繋がります。そのため、「こういうことができるようになったから、現在行っているこの作業にこちらの言語を使えばこのような質の改善ができる」という内容をクライアントに示すことができれば、単価を上げていただける可能性があります。

また、ずっと同じクライアントと仕事をしていると、大量の仕事を一気に任されることがあります。その時が単価交渉の絶好のタイミングです。大量の仕事を任されたということは、あなたの能力をクライアントは高く評価している証拠ですので、仕事量に応じた単価交渉を行いましょう。

フリーランスエンジニアが交渉について押さえたいポイントや注意点

交渉をするにあたって注意したいことの一つが「相場を知っておくこと」です。さまざまな書籍やフリーエンジニア向けの情報サイトにも記載されていることがありますが、例えば中級SEの平均月単価相場は約100万円です。

しかし全ての企業が100万程度を中級SEに支払っているわけでもなく、大手IT企業でしたら平均110万円、中小企業ですと平均90万円と、企業の規模によって平均額に差が出ます。そのため、フリーランスエンジニアが交渉する際は、クライアントの規模を調べた上で希望単価を提示することが大事です。

また、交渉する前に交渉しやすいクライアントかどうかを見極める必要もあります。要するに、交渉したら値上げをしてくれる余裕があるクライアントか、ということです。

立ち上げたばかりのベンチャー企業ではまだまだ資金面で余裕がないため、単価アップの交渉をしても断られる可能性が大きいでしょう。逆に、流れに乗り始めたベンチャー企業はその流れを絶やしたくないため、多少強気で交渉しても受諾されます。その企業の現在の状況もきちんと把握した上で単価交渉をしましょう。

エージェントに依頼すれば交渉の代行も任せられる

条件交渉に必要なスキルや交渉の注意点などをご紹介しましたが、現在抱えている案件があって条件交渉する余裕がないフリーランスエンジニアもいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時に役に立つのが「エージェント」です。

前述した通り、エージェントとは交渉を代行してくれる存在で、忙しいフリーランスエンジニアの強い味方です。案件に集中したい方はもちろん、条件交渉が苦手と感じるフリーランスエンジニアの方は、クライアントとの交渉をエージェントに依頼してみてはいかがでしょうか。エージェントは交渉のプロですので、双方が納得いくようスムーズに話を進めてくれます。

フリーランスエンジニアの本業は案件に取り組むことです。交渉という専門外の内容は交渉を本業とするエージェントに任せてしまいましょう。

まとめ

今回は、条件交渉についてまとめてご紹介しました。交渉を行う必要があるフリーランスエンジニアにとって、収入を得るために交渉を上手に進めていくことはとても大切なことです。自分を最大限にアピールし、少しでもいい条件で案件を請け負うことができるように尽力しましょう。

 -ビジネス, フリーランス

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