これから英語を始めるITエンジニアのための英語学習のコツ

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      2016/05/25

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ITエンジニアのための英語学習法

ITエンジニアの中でも英語を勉強する人、また英語を勉強したいと思っている人は多いですよね。特に最新情報をキャッチアップしたい人や、日本語ドキュメントが少ない分野に携わっている人にとっては、英語のリソースを読むことがほぼマストになっているのではないでしょうか。

FAworksの扱うフリーランス向け案件にも、英語力のある人が優遇される案件も中にはあります。どんな立場で働いていても持っていれば強みになる能力と言って間違いありません。

ただ、「中々思うように英語が伸びない」「忙しくて時間が取れない」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。英語ができるようになりたくて、留学や英会話スクールに通うことを検討する方も多いかもしれません。

ただ、「なぜ英語を勉強したいのか」「どこまでできるようになれば良いのか」を考えず、闇雲に何でも手を付けるのは、非効率であまり良い選択ではありません。本記事は、主にITエンジニアの方を対象として、どのように英語学習を進めれば良いのかについてまとめました。

チェックリスト:なぜ英語を勉強したいのかを真剣に考える

短距離走と長距離走は、使う筋肉やトレーニング方法が全く違いますよね。英語もそれと同じで、「何を伸ばしたいのか」によってやるべきことが大きく変わります。読めるようになりたいのに、話す練習をしていても読むスピードや技術は大して上がりません。

まずは、あなたが「英語を勉強したい」と思う理由に、特に当てはまるものをチェックしてみましょう。

  • Techメディアやオンラインリソースなど、英語で情報収集をしたい
  • エラーメッセージやAPIリファレンスを苦労せずに読めるようになりたい
  • 英語の技術書を読みたい
  • 英語で知識や学びを共有・発信したい
  • 国際カンファレンスや海外のTechイベントに行きたい
  • 英語プレゼンテーションを聞けるようになりたい
  • 海外のTechコミュニティでネットワークを広げたい
  • 英語でピッチやプレゼンテーションができるようになりたい
  • 海外で働きたい、グローバルな環境で働きたい
  • 海外で起業したい
  • その他

何を伸ばせば良いのかを見定める

なぜ自分が「英語を勉強したい」と考えているのかが分かったら、次に何を伸ばす必要があるのかを考えてみましょう。

map1

英語で技術書を読めるようになりたい人は「読む能力」を、海外のTechイベントに参加したい人は「聞く能力と話す能力」を磨く必要があります。

ITエンジニアの場合、リーディングができると直近の仕事や情報収集にも活かすことができるので、「まずは英語が読めるようになりたい」と思っている人が多いのではないでしょうか。

文字と音・インプットとアウトプット 何の力を伸ばしたいのかが分かったら、意識すべきことがあります。「目的としている力を伸ばすためには、まず何をすればよいか」です。

言葉を学習する時、大きく「文字の世界・音の世界」と、「インプット・アウトプット」に分けることができます。

  • 文字・インプット(リーディング:文法もここに入ります)
  • 文字・アウトプット(ライティング)
  • 音・インプット(リスニング)
  • 音・アウトプット(スピーキング)

インプットなくしてアウトプットなし

ここで大切なのは2つ。「インプットがない状態でアウトプットはできない」ということと、「文字として認識していない状態で、音を認識することはできない」ということです。

map2

単語も文法も分からない状態では読めないし、ましてや書くことはもっとできません。同じく、話せるようになるためには、まず聞けるようになる必要があります。

また、文字(言葉)として認識していないものを聞き取ることもできません。例えば、私たちがアラビア語のラジオを聞いても何も分からないですよね。何度繰り返し聞いても、何も手がかりがない状態では、理解することは不可能です。(この点、聞き流して学習するタイプの教材に関しては、英語をただ聞き流すのではなく、日本語を交えて理解しながら学習するので効果的だと言えます。)

誰でも読めるようになれば、最初の一歩は開ける

もしご自身が英語ビギナーのエンジニアであれば、最終的なゴールがどこであったとしても、まず「文字情報でのインプット」すなわち「読む力」を優先して付けることをおすすめします。

map3

特にIT界隈では専門用語が多いので、「英語で○○を何というか」が分かっていないと、聞くことも書くことも話すこともできません。(幸い私たちが普段から使っている用語自体が英語なことも多いので、そんなに難しくはありません。)

その上で、ご自身が必要としている力を伸ばすトレーニングを強化していくと、「頑張っているのに伸びない」といったことにならないかと思います。

どうやって必要な力を伸ばしていくか

リーディング

reading

◆まずは今の自分のレベルをチェック

初めに、現在の英語レベルをチェックしてみましょう。 無料で簡単にレベルチェックをできるWebサイトはいくつもありますが、例をいくつか挙げておきます。

そのうえで、試しにふたつの英語の記事を読んでみましょう。

どちらもプログラミングをこれから始めたい人向けの記事です。2記事目はボリュームが多いですが、写真もあるので内容はイメージしやすいはずです。

読んでみて、

  • ほとんど意味が分からなかった
  • 所々分からない単語があるが、全体としての内容はつかめた
  • ほとんどの内容を理解できた の3パターンの方がいらっしゃるのではないかと思います。 自分自身がどこに詰まったかをチェックしましょう。

◆完全なビギナーの方は

「全く記事を読めなかった」という人は、語彙力自体に課題ありです。まずは基本的な単語と文法を学習しましょう。 新しくお金をかける必要は全くなく、学生時代に持っていた単語帳・無料のアプリ、何でも問題ありません。楽しめそうなものを選びましょう。

  • 基本単語を覚える
  • 文法(最低五文型)を復習する
  • 仕事の中で出てくる英単語(コードの意味でも良いです)を調べてみる など、無理のないところから始めてみましょう。

◆中級者の方は

受験英語など、ある程度文法の知識が既にあり、読むことに慣れている方については、とにかく量をこなして読み慣れることが大切だと思います。仕事の中で必要な情報を、実際に調べながら覚えていくのが最も良いと思います。

  • 仕事の中で出てきた英語文献をチェック、知らなかった単語やフレーズを覚える
  • Tech系のメディアを1つRSSしておき、1日1記事は必ず読む

最初から背伸びをすると挫折のもとなので、無理をせず自分のペースで「読みたい」と思うものを読んでいきましょう。プログラミングでも、最初はコードを読み込むのに時間がかかっていても、慣れれば読むのが早くなるのと同じ感覚かと思います。

ライティング

writing

「書けるようになることが目標」という人に関しては、添削をしてくれる人がいた方が良いでしょう。英語ライティングに特化したサービスもありますし、フリーランスの人などに手軽にチェックしてもらうこともできます。ただし、専門用語が出てくる場合には、ある程度業界に精通している人の方がベターです。

また、下記のようなネイティブのブログを常にチェックし、書き方をそこから習ってくるのもおすすめです。

リスニング

listening

リスニングを強化したい人にオススメなのは、ディクテーションです。ディクテーションとは、「聞き取った音声をそのまま書き取る」学習法です。スクリプト付きの音源があれば、どんな教材でも可能です。

無料でディクテーション学習ができるWebサイトもあります。

リスニング力向上のコツは、自分のレベルに合ったものから学習すること。背伸びをしすぎて、あまりにも難しいものにチャレンジすると、何も聞き取れずに終わってしまいます。レベルの易しいものから始めて、徐々にレベルを上げていくと良いでしょう。

また、ここでも「なかなか上達しない」と悩んでいる人には、インプットが鍵になってきます。リスニング力が上がらなくて悩んでいる人は、一度語彙力を徹底的に強化してみるのがおすすめです。

スピーキング

speaking

最後にスピーキングに関しては、前述の通りある程度の文法知識と語彙力がある方が、格段に伸びが早いです。

スピーキングに関しては 人によって悩みやウィークポイントも違うので「絶対これ」と言える学習方法はありません。

効率的な学習のコツとしては、下記あたりでしょうか。

  • 自分が勉強している内容や英語で話せるようになりたい内容をまず勉強する(仕事に関することなど。実践で役立つことが多い)
  • 発音やリンキング(英語らしい繋ぎ言葉)の練習としては、シャドウイング(音声とスクリプトを用意して、音声を聞きながらその後に続いて発音する学習法)が効果的
  • ビギナーのうちはとにかく毎日続けて、話し慣れる
  • 伸び悩みを感じたら、インプット学習を並行させる

終わりに:継続は力なり

英語の学習において最もよくある失敗ケースは、最初に意気込んで無理をしてしまい、その後続かないパターンです。一方、最も伸びやすいのは必要に迫られて学習するか、自分が楽しいと思える学習を続けることかと思います。

ただ闇雲に何でもやるのではなく、いきなり英会話スクールに通うのではなく、一度「なぜ英語ができるようになりたい」と思うのかをしっかり考えてから始めると、無駄なエネルギーを使わずに済みます。

これから英語学習を始めるITエンジニアの方々のご参考になれば幸いです。

 -ビジネス, 学習

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