フリーランスプログラマ40歳定年説!実際の現場はどうなのか?

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      2016/08/23

プログラマ35歳定年説に代わる【フリーランスプログラマ40歳定年説】

 

【プログラマ35歳定年説】というのをご存じでしょうか?

「プログラマ定年説」のwikipediaの項目

俗にIT土方とも呼ばれデスマーチとなった場合は徹夜が続いたり体力が必要となってくる。
そのため、プログラマとしての限界は30~35歳前後であるという説が存在した。
これは「プログラマ35(30)歳定年説」と呼ばれる。
現在では経験豊かなプログラマにも一定の需要があり、プログラマ定年説はもはや過去のものとなっている

このような説が言われ始めたのは、実はかなり古く、1970年代ではないかと言われています。(正確には不明)

プログラマと言えば、1980年代になって、ようやくC言語を中心に普及した職業であり、1970年代頃は「まだ世の中に認知されていない」頃と言えます。

ようするに、業界が産まれたての頃から、この説が言われ始めたとも言えます。
それくらい、最初の頃から「キツイ職業」だったんですね。

ただし、この定年説も1990年代頃には、30代後半の優秀なプログラマが多数いたこともあり、あっさりと否定されることになります。

その業界初期のプログラマ達も、2015年の今、本当の定年を迎えはじめています。(大卒1977年入社で60歳)

実際、弊社のFAworksで働いていただいている技術者様でも、現在の最高齢の方は56歳です。

その方は、とても優秀な技術者様で、今も新しい技術に積極的に挑戦されています。

中途半端な年齢による定年といったものは、現在のプログラマには、存在しないと言えます。

それでも消えない定年説

これだけ、高年齢のプログラマの方が多く存在し、その方たちへの需要も高い中、いまだに定年説は言われています。

その原因は、以下の二つです。

1.プログラマは低賃金の職業であり、年齢に見合った額がもらえない
2.35歳を過ぎると管理職としての働きを期待される

ただし、こちらに関しても、既に否定されており、一定数のプログラマが上記理由で辞めてしまうことがある、という程度と言われています。

こちらの否定理由ですが、とても単純です。

1の低賃金の件ですが、これは業界の方ならご存知の通り、そんなことはありません。

FAworksが依頼させていただいているフリーランスの方には、平均で月額70万円程度をお支払しています。(年収にして800万円以上)
人によっては、月額100万円以上お支払しています。(優秀な技術者には、それ以上の価値があります)

また、海外の例になりますがシリコンバレーでは、最低でも年収1000万円以上が約束されています。

◆単価の補足
いまだにある世間の間違った認識を訂正しておきます。
長時間残業を前提にこの月額になっている訳ではありません!
他職業とほぼ変わらず、月の残業時間は平均して20時間あるか無いかといったところです。(日に1時間程度の残業)
残業もそこそこに高額を貰える、極めてホワイトな職業と言えます。

2に関しては、ずいぶんと過去の話ですね。
開発の仕事が潤沢にある現在においては、プログラマのスペシャリストへのニーズが非常に高く、管理職にならずにプログラマを続けることが出来るようになっています。
むしろ、管理職になってしまうのが勿体ないプログラマの方が、多数いらっしゃいます。
その場合、会社を辞めてフリーになられる方も多いです。

ちなみに、私は2に該当して引退した一人です(笑)
10代から始めたプログラミンですが、35歳前後で純粋な開発は辞めてしまいました。
今は完全に管理職ですね。

フリーランスには40歳定年の壁が存在する

ここまでは、35歳定年説を否定していましたが、実は一つだけ定年(壁)があることに最近気が付きました。

それは、フリーランスのプログラマの方が迎える、40歳引退の壁です。

原因は2つあります。

1.案件参入条件に40歳の年齢制限がある
2.40歳から技術について行けない

それぞれ詳しく説明します。

1.案件参入条件に40歳の年齢制限がある

一般的な職業であれば、40代と言えば、一番脂の乗った時期であり、もっともよく働く年齢層でもあります。
しかし、フリーランスプログラマの業界では「30代まで」と言う条件が、驚くほど多いです。

その理由は、Web系案件の場合、プログラマの平均年齢が20代後半で、その管理者が30代というケースが多いからです。
業界的に若く、40代以上の管理者がまだほとんどいません。
そんな中に、40代のプログラマを受け入れるのが、チームとして厳しいというケースが多いのです。
サイバーエージェントの藤田さんでも、まだ42歳(2015年6月)ですから、そういう業界なのです。

昔ながらのSI案件(金融、物流、基幹系等)は、管理者の年齢も高く、長年の業務知識を優先するケースが多いです。
そのため年齢が高めでもOKなのですが、個人事業主(フリーランス)NGという別の条件があります。

このため、40歳を超えると「案件が見つかりにくい」という状況になってきます。

業界的に成熟してくれば、多少は変わってくるとは思いますが、今のところ40歳を境に、目に見えない壁を感じます。

2.40歳から技術について行けない

フリーランスプログラマにとって最も重要なのは、技術者としての技術力です。
その技術力が、40歳前後で明確に落ちてきます。

プログラマとしての技術力は、積み上げてきた経験値が大きいので、早々に問題になることは無いのですが、1点だけ、かならず発症する症状があります。

それは、最新技術へのキャッチアップがおっくうになるという症状です。

具体的には、
・新規システム構築の際、新たしい技術を選択しない
・技術サイト、Blogなどで、最新情報を追わなくなる
などです。

こういった症状が出始めた技術者は、数年をかけて緩やかに淘汰されていきます。

どうやって壁を超えるか?

それでは、この壁をどうこえるか?これは、そう簡単には行きません。

いくつか守るべき鉄則があるので、それをご紹介します。

1.長期間、同じ現場にいない

3年以上参入している現場で、利用している技術が参入当時とほぼ変わりないなら、すぐにでも見直すべきです。

大抵の場合、長期で参入している現場は、同じシステムの保守をしています。

この場合、新しい技術に触れる機会が無く、技術者としては、どんどん最新技術から取り残されていきます。

どうしても、長期で残りたいような素晴らしい現場なのであれば、自ら新しい技術を提案するか、最新技術のキャッチアップを個人で続けた方が良いでしょう。

2.仕事は選ぶ

「仕事を選ばない」「依頼されたものを全てこなす」という考え方は、ある意味重要ですが、フリーランスで続けるには選ぶ必要があります。

この仕事に自信がある、この技術をやりたい、といった拘りを持って仕事を選択しないと、何の特長もない一技術者となり、他の若い技術者の方が良いと思われてしまいます。

プログラマとしての能力に加え、スペシャリティを持つように心がけた方が良いでしょう。

具体的には、専門の技術、専門の業界知識などです。

3.人脈を作っておく

仕事を依頼するか?の判断は、最終的には現場のリーダーが行います。

そういった現場のリーダーとのコネクションを持っていることは非常に重要です。

また、現在はリーダーではなくとも、優秀な技術者であれば数年後にリーダーになる可能性が高いです。

そういった技術者とも仲良くしておくと、後々に声をかけてくれたりします。

フリーランスのエンジニアは一匹狼で仕事をこなすイメージがあるかも知れませんが、現実にはそうではありません。

技術者同士の助け合いの中にいます。

4.良い案件紹介会社に登録する

これはFAworksの宣伝にもなりますが、とにかく良い案件紹介会社と付き合っておくことです。

フリーランスの方は、場合によっては個人で仕事を見つけることもありますが、やはり限界があります。
仕事が空くタイミングに、次の案件が見つかるか?しかも、自分にマッチした案件が見つかるか?これは、なかなか難しいです。

また、高齢になればなるほど、案件が見つかり辛いです。

初めて付き合う案件紹介会社や、あまり技術者のことを考えてくれていない会社ですと高年齢でも参入可能な案件だけを紹介します。

こうなると、技術者として引退へまっしぐらです。

良い案件紹介会社に登録しておくと、あなたのスキルを正しく理解してくれます。

その結果、案件の募集条件にはマッチしていないにも関わらず、最適な案件を紹介してもらえます。

そういう会社とお付き合いしておきましょう。

ちなみに、FAworksでは、年齢だけにとらわれず真摯に一人一人の技術者様とお付き合いさせていただいております!!

まとめ

いかがでしょうか?

フリーランスエンジニア業界の人以外は、あまり知らない知識ですが、こういったことがあります。

もし、あなたがフリーランスエンジニアで、もっと詳細を知りたいのであれば、お気軽にご相談ください。

また、フリーランスエンジニアになってみたい人もいましたら、いつでも相談ください。

フリーランスエンジニアになる際の落とし穴や、今後どう活動していくべきか?等を、我々の知っている範囲でお伝えできます。

また、次回以降に【案件に採用されやすい経歴、されにくい経歴】もBlogでご紹介します。

ご連絡をお待ちしております。

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